関東圏初、「パラ水泳指導者講習会」開催! ~1000日前、パラ大会成功に向けて障がい者スポーツの普及・拡大を~

7ddd7b6278ef1d59f714b41c7a08f8ce

10月19日(木)、20日(金)の2日間にわたり、豊島区立南長崎スポーツセンターで「豊島区障がい者水泳指導者講習会」が開催されます。

 
本講習会は、一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟が独立行政法人日本スポーツ振興センターから受託している「アスリートパスウェイの戦略的支援」事業の一環で、豊島区と連携して実施するものです。
 
豊島区は「障がい者スポーツの推進・スポーツボランティアの育成」に向け、本年7月、立教大学と「2020年東京オリンピック・パラリンピック事業における連携協力に関する協定」を締結し、東京2020大会への気運醸成に取り組んでいます。

立教大学室内温水プールはパラリンピック水泳競技のナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に指定されており、日頃から日本身体障がい者水泳連盟所属のパラ選手らの練習場となっています。

 
区は大学から日本身体障がい者水泳連盟の紹介を受け、障がい者スポーツの支援、パラ水泳の普及、拡大に関して意見が一致し、本事業の実施となりました。日本身体障がい者水泳連盟が、関東圏において、講習会を開催するのは初とのこと。

豊島区のスポーツ関係者を対象に、パラ水泳(障がい者水泳)に関する指導プログラムを提供し、指導者の育成を行います。受講するのは、豊島区水泳連盟理事及び区立プール(区内4か所)の職員(指定管理者)の計12名の予定。講習は2日間で3講義、2実技で行われます。
 
区の担当の藤田力課長は「障がい者の方で水泳をやってみたいという方が大勢いられる。また、指導者側でも、障がい害者の方にどう接して、どのように教えたらよいかわからないといった声がある。2020東京大会は特にパラリンピック大会の成功が目標だ。区としても障がい者のスポーツ参加支援をはかり、区立プールでも健常者も障がい者も当たり前のようにスポーツを楽しむ環境をつくっていきたい」と開催の意義を語っています。


 
10月19日(木)
【講義1】
身体障がい者の水泳指導の導入
日本身体障がい者水泳連盟 酒井 正人 

【実技1】
身体障がい者の水泳指導の導入法
日本身体障がい者水泳連盟 技術委員会
モデル選手 花岡恵梨香 杉内周作(コーチ)

【講義2】
さまざまな障がいについて
~水泳における障がい特性と注意点~
日本身体障がい者水泳連盟 増田 基嘉
 
10月20日(金)
【講義3】
『発達障がい者の特性と指導における留意点』
立教大学 現代心理学部心理学科 教授 大石 幸二 

【実技2】
①体幹機能障がいの水泳指導法
②視覚障がいの水泳指導法
日本身体障がい者水泳連盟 技術委員会
モデル選手 花岡恵梨香、遠藤珠美 杉内周作(コーチ)

 
会場:
豊島区立南長崎スポーツセンター(南長崎4-13-5)

問い合わせ:
豊島区役所文化商工部 学習・スポーツ課 電話:03-4566-2764

Top