お笑い芸人・ランジャタイさんも登場!
池袋パルコ「浦安鉄筋くだらね~展」(~11/19)報道内覧会レポート

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作中に登場する多様かつ奇妙奇天烈な変人たち、独特かつ衝撃的なオノマトペ・・・。

1993年から『週刊少年チャンピオン』で連載開始したギャグ漫画『浦安鉄筋家族』は時の流れとともにリニューアルを重ね、ついに今年で30周年。
9月23日(土)~11月19日(日)まで池袋パルコ本館7階PARCO FACTORYにて開催される『浦安鉄筋くだらね~展』では、約1500 話のなかから、選りすぐりの原画が展示されます。

公開前日にプレス向けの先行内覧会が開催されましたので、今回はその様子をレポートします!

 

本展アンバサダーに就任したランジャタイさんが登場!

 

登場キャラクターに扮したランジャタイの伊藤 幸司さん(左)と国崎和也(右)さん

登場キャラクターに扮したランジャタイの伊藤幸司さん(左)と国崎和也さん(右)

 

9月22日に開催されたPRイベントでは、本展アンバサダーに就任したお笑い芸人・ランジャタイの二人が登場。国崎さんは“春巻龍”、伊藤さんは“仁ママ”というおなじみのキャラクターに扮した格好で登壇し、『浦安鉄筋家族』に対する思いや、一足早く本展を鑑賞した感想について語ってくださいました。

原作者の浜岡賢次さんとはじめて会った時のエピソードについて「『国ちゃん、君のためにここを作ったんだ』と言われた」「抱きついて涙を流された」など、饒舌に話を盛り続ける国崎さんに「いや、先に進まないから」と伊藤さんが時折釘を刺しつつ、ふたりの軽妙なトークは展開。

 

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子供の頃から『浦安鉄筋家族』が大好きだったという国崎さんはその影響について尋ねられると「僕は浜岡賢次さん、漫☆画太郎さん、V6さんにすごく影響を受けていて。この3つをミックスさせるとこういう人間になる」と回答。

また、実際に本展の会場を回ってみた感想として「原画展ってこういう感じなのかと驚いた。見ていると『あっ!!』と立ち止まることが多くて、『この後ああなるよね』と記憶がよみがえってくる。ファンのみなさんなら絶対楽しめると思う」と述べ、伊藤さんも「ひとつひとつの原画に見入ってしまって、なかなか先に進めない」と、その興奮ぶりについて語ってくださいました。

 

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この後、会場からそれぞれの好きなキャラクターやシーンについて質問が出されるとトークは大盛り上がり。ふたりの『浦安鉄筋家族』に対する愛と読み込みぶりがうかがえました。

最後に会場から「アンバサダーとして原作を読んだことがない人に対してプレゼンしてほしい」と求められると、国崎さんは
「母親から漫画やゲームを禁止されていた僕が隠れて読んでいたのが『浦安鉄筋家族』。子供がやっちゃいけないことを、漫画の中で本当に全部やってくれているのが本当に爽快だった。子供が読んで面白いのはもちろん、大人になってから読んでもあの頃の気持ちを思い出させてくれる。浜岡先生、僕もあなたの作品の一部です!!」
と力強い表情で思いの丈を炸裂させていました。

 

浜岡賢次先生入魂の原画を展示!

 

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『浦安鉄筋くだらね~展』では、30年間の連載、約1500話のなかから、浜岡賢次先生選りすぐりの原画を展示!

ページから溢れんばかりの笑いのエネルギーと、緻密な描写、力強い筆跡・・・。先生直筆の生原稿の数々はまさにファン垂涎といってよいでしょう。トーンや背景など、アシスタントさんはデジタル作業で描写したり彩色したりするそうですが、浜岡先生自身はずっとアナログの手法を貫いており、ここでは彩色前の貴重な先生の原画も間近で見ることができます。彩色後の原稿と並べて展示されている場合もあるので、Before・Afterで見比べてみるのも面白いですね。

筆者は『浦安鉄筋家族』をリアルタイムで読んでいたわけではないのですが、原稿からほとばしる圧倒的な「おバカ」なパワーにすっかり引き込まれてしまいました。小学校の頃の、誰もが持っていた無軌道かつ無尽蔵なエネルギーを思い出します。
あと、もはや浦筋のトレードマークにもなっている「うんこ」の存在感たるや。

 

細部にいたるまで緻密に描かれたうんこ

細部にいたるまで緻密に描かれたうんこ

 

オブジェにもなっています

オブジェにもなっています

 

本展では有料入場者特典パンフレットとして浦筋に関わるさまざまな「くだらね~」ウンチク満載のパンフレットが配布されるのですが、そこには30年の連載において描かれた「モブうんこ(ストーリーと直接関係ないうんこ)」の総数は全1539コマ・・・などと書かれていたりします。

「うんこ」がもはや主要登場人物なみの存在感を放っているといっても過言ではない『浦安鉄筋家族』。ぜひ、展覧会場をめぐって何個のうんこを見つけられるかトライしてみましょう。

 

『浦安鉄筋家族』の世界を会場に再現!

 

作中の登場人物と自由に闘える(?)フォトパネル

作中の登場人物と自由に闘える(?)フォトパネル

 

主人公・小鉄たちが通う小学校の教室を再現

主人公・小鉄たちが通う小学校の教室を再現

 

遊び心が満載の会場風景

遊び心が満載の会場風景

 

『浦安鉄筋家族』おなじみのスポットが会場に再現されているのも本展の見どころのひとつ。

ゲートをくぐればそこは漫画の中・・・。大沢木家、仁の家、学校など、目の前の巨大な漫画のコマから、どこか懐かしくも「くだらね~」世界を全身で体感できます。数々のフォトスポットや遊べる仕掛けも充実しており、『浦安鉄筋家族』をリアルタイムに見ていた世代だけではなく、子どもやお笑い好きな人たちみんなが楽しめる構成になっています。

浜岡先生は本当に元気な子どもだちが大好きで、特に小鉄たちが通っていた小学校の教室を再現したゾーンは「最も見てほしいポイントのひとつ」だということです。

 

『浦安鉄筋家族』シリーズ、30年分の集大成

 

30年にわたる『浦安鉄筋家族』の歴史を紹介

30年にわたる『浦安鉄筋家族』の歴史を紹介

 

実際に浜岡先生が使用している道具を集めて再現された仕事机

実際に浜岡先生が使用している道具を集めて再現された仕事机

 

『バキ』の板垣恵介先生をはじめ、連載30周年を記念して掲載誌の作家から寄せられた色紙

連載30周年を記念して掲載誌の作家たちから寄せられた色紙(!)。

 

会場には、連載30周年の歴史とその重みを感じさせるようなアイテムも。
冒頭のPRイベントでランジャタイの国崎さんが「子どもの頃に好きだった作品が30年、今も続いているのが驚き」とコメントしていましたが、1993年に連載が開始された『浦安鉄筋家族』はその後『元祖!浦安鉄筋家族』『毎度!浦安鉄筋家族』『あっぱれ!浦安鉄筋家族』とリニューアルを重ね、2023年9月にはシリーズ累計100巻に到達。
さらに漫画だけではなく、2020年には実写ドラマ化も果たし、今もなお全国の子どもたちに爆笑を届ける『浦安鉄筋家族』はますますその世界に広がりを見せています。

 

ついに「やってしまった」感のある「う〇ち入りカレー」

ついに「やってしまった」感のある「う〇ち入りカレー」

 

さらに本展の開催を記念して、会場でグッズを購入してアンケートに答えた方には抽選で、「あっぱれ!浦安鉄筋家族」の額入りペン画 (トーンや背景などのアシスタントさんのデジタル作業が入る前のアナログ原画) が50名に当たるキャンペーンもスタート。まさに「ウン」がよければ大当たりの企画ということで、展覧会記念商品の充実ぶりにも注目です。

また、本展は前期 (9/23~10/20) 、後期展示(10/21~11/19)と展示替えがあり、展示されている原画が一部入れ替わるのが特徴。ぜひ、何度も足を運んで浦筋の世界にどっぷり浸かることをオススメします!

 

©浜岡賢次(秋田書店)/「浦安鉄筋くだらね~展」実行委員会

 

展示概要

 

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展覧会名
浦安鉄筋くだらね~展
開催日時 9 月23 日(土)~11 月19 日(日)11:00~21:00
休館日なし、最終日は18:00 まで。会期中展示替えあり
料金 中高生・一般1,200 円 小学生500 円
会場 池袋パルコ本館7 階 PARCO FACTORY
特設サイト https://www.akitashoten.co.jp/urayasu30th/

 

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