豊島区の国指定重要文化財がプリントされたオリジナルフレーム切手 ~「第10回としまものづくりメッセ」にて先行販売~

s左から古屋副本部長と高野区長

日本郵便株式会社東京支社は、3月2日(木曜日)から4日(土曜日)にかけて開催される「第10回としまものづくりメッセ」にて、オリジナルフレーム切手「豊島区 国指定重要文化財・選定保存技術」を先行販売します。正式販売は3月6日(月曜日)より、区内や練馬区内の郵便局など計99局で開始です。
 
同支社は毎年、「としまものづくりメッセ」会場内に臨時出張所を設け、「マンガの聖地」「桜とふくろう」など、豊島区ならではの図柄をデザインしたオリジナルフレーム切手を販売しています。今回は、昨年7月に雑司ヶ谷鬼子母神堂が国の重要文化財に指定されたことを記念して、鬼子母神堂をはじめ、他2か所の重要文化財(自由学園明日館、豊島長崎の富士塚)や国選定保存技術の金唐紙、国指定重要無形文化財保持者の狂言師野村萬氏など計10種を1枚のシートにおさめました。
 
なお、金唐紙とは金属箔を貼った手すき和紙に、文様を彫った版木棒を重ね凹凸をつけ、彩色した革のように見える壁紙のことであり、旧岩崎邸など多くの重要文化財に使用されています。金唐紙の切手2種は、区内にアトリエを構える上田尚氏の作品であり、メッセ当日は金唐紙の制作体験もできます(事前申込制・申込締切済み)。
 
また、切手販売所の隣に新設する重要文化財コーナーでは、金唐紙が貼られた屏風他、計6点の金唐紙作品が展示されます。
 
担当者は「としまものづくりメッセが10周年という記念開催でもあり、節目にふさわしい華やかな切手になった。この切手をきっかけに豊島区の文化財を知っていただき、実際に足を運ぶきっかけになれば嬉しい」と話しています。
 
2月23日には販売に先立ち、区役所区長室(南池袋2-45-1)で贈呈式が開催されました。日本郵便株式会社東京支社経営管理本部の古屋正昭副本部長より記念切手を手渡された、高野之夫区長は「今年でものづくりメッセは10回を迎え、節目の年である。これからも日本郵便と連携して豊島区の街を一緒に盛りあげていきたい」と話されました。
 
(注釈)正式な「鬼子母神堂」の表記は「鬼」の上のツノがない字体。


オリジナルフレーム切手販売要綱

【販売開始日】3月6日(月曜日) ※ものづくりメッセ会場では3月2日(木曜日)から4日(土曜日)まで販売

【販売場所】豊島区・練馬区内の郵便局、東京中央局、日本橋南局、西新橋局(計99局)

【価格】1シート1,300円(消費税込)

【シート構成】1シート 82円切手×10枚

【販売数量】1,040シート
 

第10回としまものづくりメッセ
区内企業を中心とした産業見本市。
また、ものづくり体験教室や、ビジネス向けの特別講演なども毎回好評。
入場無料。

【会場】サンシャインシティ展示ホールB
【出展規模】98社・団体、106小間
 

問合せ

【オリジナルフレーム切手の販売について】
日本郵便株式会社 東京支社 経営管理部(秘書・総合調整担当) 電話:03-5574-9653

【としまものづくりメッセについて】
生活産業課商工グループ 森本 電話:03-4566-2742

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