「アートオリンピア2017」展覧会開催中 ~庁舎1階「としまセンタースクエア」にて 受賞・入選作品182点を展示~

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本日より、豊島区庁舎1階のとしまセンタースクエアにて、国際公募展「アートオリンピア2017」展覧会が始まった。25日(日曜日)まで、同展の受賞、入選作品182点を展示している。

同展は、(財)アートオリンピアが、世界の才能あるアーティストを発掘し、その活動を支援することを目的とした国際公募展。2015年に引き続き、今回が第2回目の開催。東京と海外の2拠点で作品を募集し、世界82ヶ国から3,834点の応募があった。作品は各拠点で実施した一次審査により182作品に絞られ、6月7日(水曜日)、豊島区庁舎の議場で最終審査が行われ各賞が決定。審査員長の千住博氏(画家)をはじめとした世界の美術関係者10名の審査員により、点数制で行われた審査会は、その様子をインターネットでも公開した。

展覧会では、受賞作をはじめ、一次審査を通過した182点の作品を展示。会場は、美術館さながらの雰囲気で、絵画や写真など個性豊かな作品が並ぶ。会場に入って正面には、一般部門、学生部門それぞれの金、銀、銅賞受賞作品6点を展示。受賞したのは、フランス、アメリカ、ドイツ、台湾、日本からの出品作で、技法もジャンルも様々な優秀作を一同に鑑賞できる。

本日は、アートオリンピア2017の名誉総裁でもある三笠宮彬子女王殿下をお迎えし、開会式が行われた。高野之夫豊島区長は「世界からの選りすぐりの作品がずらりと展示されると、迫力があり、個々の作品の人を魅了する力が強く感じられる空間となりました。2015年に続き、この作品展が豊島区で開催されることは、本区が文化芸術発信の場として世界に認知され始めた証であり、2019年の東アジア文化都市挑戦に向けた飛躍への大きな足掛かりになるものと考えております」と話した。学生部門で銀賞(第2位)を受賞した橋本大輔さんは、「今回の受賞は、本当に嬉しい。光や空間をテーマとして制作しているが、今回、廃墟を描くことで、場所の持つ力を表現できた。この受賞を糧に、今後も制作を続けていきたい」と喜びを語った。

展示を観にきた女性は「同じような作品が並ぶ展覧会が多い中、この展覧会は国籍も年齢も様々で全然違う内容の作品が見られて、とても刺激的でした。楽しめました」と感想を話した。入場無料。世界の美術関係者が厳選した次世代のアート作品を鑑賞できる貴重な機会だ。ぜひ会場に足を運び、世界レベルのアートが生み出す感動を味わってはいかがか。

日時 平成29年6月17日(土曜日)から25日(日曜日)まで
午前9時30分から午後5時まで 入場無料
場所 豊島区庁舎1階「としまセンタースクエア」(豊島区南池袋2-45-1)
主催 (財)アートオリンピア
共催:人間国宝美術館、協賛:豊島区、株式会社ウィークリーセンター 後援:東京都
写真 開会式の様子

三笠宮彬子女王殿下ご観覧の様子

会場の様子


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