「豊島区伝統工芸展」開催。西武池袋本店で13日より

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1月13日(土)~18日(木)の期間、西武池袋本店 7階催事場にて「豊島区伝統工芸展」が開催されます。入場無料です。
 
■11業種15名が実演と即売を実施
「豊島区伝統工芸展」は、豊島区伝統工芸保存会に所属する職人が一堂に会し、伝統工芸品を展示・販売するイベント。毎年10月頃に、区役所のとしまセンタースクエアで開催される恒例のイベントに加え、2年前から、地域活性事業の一環として、新春の西武池袋本店でも開催されるようになりました。
 
本工芸展では、「東京手描友禅」「東京籘工芸」「東京組紐」など11業種15名が出展し、実演と即売を行います。今回は、伝統工芸保存会が発足し、25周年となることから、特別限定品も用意されます。先人から受け継いだ文化を伝え、その「匠の技」を磨き上げる各作家の作品に触れながら、日常品や鑑賞用としてご利用ください。
 

・展示する伝統工芸とその特徴

 
東京手描友禅
友禅染技術は、印刷と違い繊維の奥まで色が入っているので色彩に深みがある。

東京籐工芸
平成28年黄綬褒章受章者の作品。編みの技術が見せどころ。

江戸べっ甲
祖父の技を後継し、貴重な材料を手仕事で削り磨き仕上げている。

東京組紐
純国産、群馬産の春子繭を使用。抜群の締め具合が定評。

東京三味線
胴を除く全ての工程を一人の職人が制作。手作りの三味線は、見た目の美しさだけ
でなく、音色にもこだわりがでる。

江戸提灯
手描きで手間をかけた提灯の味わい。江戸文字だけでないデザイン性のある作品。

貴金属・装身具
身に着けて楽しいデザインが特徴。新規の品からリフォーム・修理全般を行う。

江戸金工
金づちの手仕事に、現代的な工具や技術を取り入れ、モダンな作品をつくる。

江戸凧
和紙は美濃厚紙、骨は竹ひごを削り制作。色は墨と染料を原色のまま使う。

東京銀器
技の伝承が難しいといわれる「切嵌」の技法による装身具を制作。

和服仕立
着物を飾り用にミニチュアにリメイク。柄合わせを考えながら仕立てている。

 

・「豊島区伝統工芸保存会」とは

区の伝統工芸の魅力を伝えることを目的に、伝統工芸産業に従事する職人が「伝統工芸展」「伝統工芸教室」などを行っています。現在、13業種、25名(会員23名、準会員2名)が所属しています。

 
豊島区伝統工芸保存会の平田会長は、次のように来場を呼びかけています。
 
「集客力のある百貨店での開催は、多くの方に伝統工芸を知ってもらえる絶好の機会です。豊島区は、アトリエ村やトキワ荘など、志を持つ人々が集い切磋琢磨しながら文化を生み出してきた街であり、私たち伝統工芸士の『技』にも、この精神が宿っています。職人の実演を間近でご覧いただき、手作りの良さを感じてほしい」

 

・開催概要

日時 平成30年1月13日(土曜日)~18日(木曜日)まで
午前10時から午後9時まで
(14日は午後8時まで、最終日は午後6時まで)
場所 西武池袋本店 7階催事場
南池袋1-28‐1
主催 西武池袋本店、豊島区伝統工芸保存会
後援:豊島区
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