豊島区駒込生まれの純米吟醸酒「染井櫻」の販売予約が始まりました。販売開始は、毎年おなじみとなった春分の日、3月21日です。
今年の「染井櫻」
・例年の2タイプに加え、麻原酒造の純米酒
今年で17年目を迎える純米吟醸酒「染井櫻」は、日本の桜を代表する “ソメイヨシノ発祥の地”である豊島区駒込・染井銀座商店街が中心となり、地元の街興しを目的とした日本酒として平成14年に誕生したお酒。この16年の間に累計10万本を超える販売を行い、毎年の販売を重ねるごとに駒込の地域ブランドとして広まっており、多くの方から好評を得ています。
例年の淡いにごりタイプと爽快辛口タイプ(各・500ml)の他に、2月22日まで限定受付の染井櫻生酒セットも用意。また、300組限定・干支グラスセットには、昨年と同様に埼玉・麻原酒造の造る純米酒(300ml)を組み合わせています。この染井櫻ブランドに用いる日本酒は、原材料をお米と麹だけで造る純米酒にこだわり、日本酒が本来持つ香りと旨味を存分に楽しめる。
それぞれタイプの違う3種類の日本酒。今年は是非、「染井櫻」を持って駒込へお花見に出掛けてみてはいかがでしょうか。
・商品概要
予約方法 | 「染井櫻」実行委員会事務局HP参照 http://www.kiwa-kk.com/someizakura-top.html |
販売品 | ●純米吟醸「染井櫻」淡いにごりタイプ 秋田・浅舞酒造 500ml 1,250円 (税抜) このお酒が『元祖・染井櫻』。桜の花びらのイメージを、米と麹と水だけで造る純米酒で表現。とてもフルーティでほのかに霞む色合いは、春の香りを感じさせる。 原料米/星あかり 精米歩合50% 原料米/山田錦・玉栄 精米歩合50% |
「染井櫻」誕生の経緯
江戸時代の駒込・染井地区は、各藩がかかえる植木屋が数多く軒を並べ(現在の染井通り)、菊やツツジなど四季折々の花を楽しめる名勝地として知られていました。
ソメイヨシノ桜は、幕末期から明治初期にかけて「染井」の植木屋が全国へ広めたと言われています。染井櫻実行委員会は、そんな地元の歴史を広める為、お花見に合う桜のイメージにぴったりな日本酒を造り、駒込をアピールしよう!と取り組みました。
その開発には全国の蔵元を巡り、「淡いにごりを残しながら、桜の花びらをイメージできる色合いと、桜のようなホッとする雰囲気が感じられる、お米(品種:星あかり)のもつ素朴な味わいを表現したい」と語った杜氏の一言をきっかけに、秋田県横手市・浅舞酒造による「染井櫻」が誕生しました。