小学生が親子で3Dホログラム制作、「池袋デジタル寺子屋」開催。作品は美術展に展示

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2018年5月13日、株式会社エクストリーム(豊島区)本社では、小学生の親子を対象とした3Dホログラム制作のワークショップ「池袋デジタル寺子屋」が開催されました。
 
本イベントは、池袋の地域活性化を推進するNPO法人ゼファー池袋まちづくり(豊島区)と、デジタルクリエイタープロダクションである株式会社エクストリームが、共同で開催したもの。同社のデジタルクリエイターがインストラクターとなり、ゲーム制作で使われるソフトを使って、7名の子供たちが3Dホログラム制作を体験しました。
 

そもそも”3D”って何?

 
子供たちがパソコンの前に座り、ワークショップ開始。まず始めに「3Dとは何か?」という説明がおこなわれました。インストラクターの方がホワイトボードを使い、点・線・立方体を描いて1次元・2次元・3次元を説明。しかし子供たちには少々難しい様子…。そこで、各自のパソコンの画面に3Dの図形を表示させて説明すると、先ほどよりも良い反応が。子供たち自身が操作して画面上の図形を回転させたことで、感覚的に3Dが分かったのかもしれません。

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「えんちゃん」の動きと色を決めよう!

 
いよいよ3Dホログラムの制作がスタート。子供たちのパソコンの画面には、池袋の商店街から誕生したフクロウのキャラクター「えんちゃん」が表示されます。えんちゃんには予め3パターンの動きが決められており、子供たちは好きな動きを1つ選んで、さらに自分で操作して動きに変化を加えます。手を挙げさせたり、顔を動かしたり。様々な動きをさせていきます。

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続いて、えんちゃんの色を決めます。子供たちはペンを使い、白い紙に描かれたえんちゃんのパーツを塗っていきます。塗り終わった紙はスキャンされ、画面上のえんちゃんに反映されました。もともと緑色の体をしたえんちゃんですが、子供たちの思い思いの色に塗り替わりました。

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ついに立体映像に!

 
子供たちが制作したえんちゃんを素材として、スタッフが特別な映像を作成。その映像を各自のスマートフォンで再生し、逆ピラミッド型のプラスチックを画面の上に乗せて横から覗くと、立体となったえんちゃんが浮かび上がりました。自分で作ったものが動き出すと、感動もひとしお。子供たちは夢中になってホログラムを覗いていました。

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本イベントを主催したNPO法人ゼファー池袋まちづくりと株式会社エクストリームは、2018年4月に、池袋の発展に貢献するための「包括連携協定」を締結しました。同NPOの小林俊史さん(理事長)は、「子供向けの企画は他にもあるが、ホログラムのアートにチャレンジ出来たのは、エクストリームさんの申し出のおかげ。子供たちが楽しくなってくれれば嬉しい」と話していらっしゃいました。
 
また、株式会社エクストリームの佐藤昌平さん(代表取締役社長 CEO)は、「参加した子供たちには、自分で作り上げたものが視認できることの楽しさを知ってもらいたい。今後も子供向けの企画がやりたいと思っていて、夏休みの自由研究のひとつになるようなものが出来れば」と今後の意欲を語ってくださいました。

 
なお、本イベントで子供たちが制作した3Dホログラムは、2018年5月20日(日)~27日(日)の期間、としまセンタースクエア(豊島区役所1階)で開催される「まちかどこども美術展」(http://www.kaiyu-art.net/event-single.php?id=153)にて、特別展示されます。ぜひ、足をお運びください。


株式会社エクストリームURL
https://www.e-xtreme.co.jp/
 
NPO法人ゼファー池袋まちづくりURL
http://www.npo-zephyr.jp/

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