８月２０日（月曜日）、午後2時から、区立池袋本町小学校体育館において、教育連携をしている秋田県能代市の教育委員会、小中学校の教員を招き、「としま教育フォーラム」が開催される。
この両区市の教育の充実を目指す「としま教育フォーラム」は、今年で７回目の開催となり、今回は、「人間としての生き方について考えを深める～考え、議論する「特別の教科 道徳」の授業創り～」と題し、豊島区立幼稚園、小・中学校の教員約700人が共に学び合う。
小学校では平成３０年度から、中学校では平成３１年度から全面実施となる「特別の教科 道徳」が、両区市において、現状ではどのように実施され、また今後どのように展開していくのか、互いに事例報告を通して、研鑚を深める。シンポジウムでは、新学習指導要領のもと、これからの時代に求められる道徳教育の在り方を教育行政、学校の管理職、指導する教員、それぞれの立場から意見交換を行う。
この豊島区と秋田県能代市の教育連携協定は、両区市の首長が後見人となり、平成25年1月に締結したもの。「教育」をテーマにした両自治体間の連携は、全国の先進例となっている。毎年、秋田県能代市の教員派遣団が豊島区を訪問する時期に併せ、「としま教育フォーラム」を開催している。全国学力調査において、トップレベルを維持し続けている能代市と豊島区が子供の学力向上に向けた取り組みや教育活動を共有している。
としま教育フォーラム概要
人間としての生き方について考えを深める
～考え、議論する「特別の教科 道徳」の授業創り～
日時 8月20日（月曜日）午後2時00分から4時30分
会場 区立池袋本町小学校（豊島区池袋本町4-36-1）
内容 第１部 実践報告
能代市立第四小学校
能代市立浅内小学校
豊島区立豊成小学校
豊島区立西池袋中学校
第２部 シンポジウム
「自己（人間として）の生き方について考えを深める学習の充実」