東武百貨店 池袋本店の8階催事場にて2018年8月21日(火)まで開催中の沖縄展・台湾フェアを取材しましたので、その様子をお伝えします。
まずは会場の3分の2を占める沖縄展のブースから見ていきます。
近年、沖縄のコーヒーが注目を集めています。沖縄には自由な発想で個性溢れるブレンドを生み出すお店がたくさんあるそうです。今回の沖縄展にもコーヒーを扱う2店舗が出店、3店舗が出品しています。
今回が東京初出店となる「YAMADA COFFEE OKINAWA」では、販売している10種類のコーヒー豆の中から5種類を試飲できます。
それぞれ特徴が異なる豆の中から、好みに合わせたものをおすすめしてくれます。
続いては2017年に国内のコーヒー豆の焙煎技術を競う大会で優勝した仲村良行氏が店主の「豆ポレポレ」。
カウンターが併設されており、その場でコーヒーの飲み比べができます。
「豆ポレポレ」のお隣は「やんばるジェラート」。世界ジェラート大使(ローマ殿堂入り)の柴野大造氏による監修の、沖縄の素材を生かした本格派ジェラート6種を提供しています。
2017年世界大会でグランプリを受賞した作品「パイン・セロリ リンゴのソルベ」も味わうことができます。セロリの風味はほんのり感じるもののくせはなく、ジューシーなパインとリンゴに深みが加わっています。
お隣の「豆ポレポレ」とコラボしたコーヒー&ヘーゼルナッツシナモンや、今帰仁(なきじん)スイカの果汁だけで作ったジェラートなど、どれも魅力的で迷ってしまいますね。ミルクも沖縄産を使用しています。
小腹が空いたらつまみたい、「豚々茶舗」のラフテー入りちまきやラフテーまん。お肉がとても柔らかです。
大人な雰囲気の一画。泡盛バーの「泡盛倉庫」です。約60種類の泡盛を500円~提供。今帰仁スイカやドラゴンフルーツ等を使用した泡盛サングリアもあるので、泡盛初心者でも挑戦しやすいですね。
そのお隣は「TIMELESS CHOCOLATE」。自家焙煎したカカオ豆を、無農薬・無肥料で育てられた沖縄産のサトウキビと合わせ、香料や添加物を一切使用せず安心・安全なチョコレートを手作りしています。
「TIMELESS CHOCOLATE」のチョコレートの材料はカカオ豆とサトウキビのみ。異なる産地の豆と異なる特徴のサトウキビの組み合わせによってバリエーションを生み出しています。
お隣「泡盛倉庫」でこちらの「純黒糖チョコレートテリーヌ」をおつまみとして提供しており、泡盛とのペアリングが楽しめます。テリーヌはカカオの濃厚な味わいの中にサトウキビのどこか懐かしいような甘みが感じられます。しつこさがなくいくらでも食べることができそう。
「teianda(てぃあんだー)」ではオリジナルドレッシングを販売しています。「人参しりしり食べるドレッシング」はスイカと同じ糖度9%の島人参を使用。タマネギの酸味がアクセントになっています。食材としても味わえるそうで、いろいろな食べ方をその場で教えてもらえます。
沖縄展で楽しめるのは食だけではありません。沖縄ならではの「やちむん」=焼き物も購入できます。
沖縄発を拠点に海外のアンティーク小物を用いて作ったアクセサリーを販売する「sakino」。木工デザイナーのyokoさんとコラボした作品も出品しています。
台湾フェアをのぞいてみます。沖縄展と同会場にあるのでどちらも気軽に行き来できます。
日本初出店、台北で大人気の雑貨屋「來好(ライハオ)」。台湾を感じられるウーロン茶の香りの脂取り紙などが並びます。ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。
個性的なステーショナリーも要チェック。
1人1つ限り、数量限定販売の「新カステラ」。台湾の淡水の名物です。11時の販売開始前には既に大行列ができていました。ふわふわとした見た目とBICサイズが話題となっています。
台湾産ウイスキー「KAVALAN(カバラン)」。これまでウイスキーと言えば寒冷地で生産されるものとされていましたが、その常識を覆して台湾北東部の宜蘭県で高級シングルモルトウイスキーを蒸留。亜熱帯ならではの南国フルーツの香りと濃厚なテイストが特徴で、世界的な賞の数々を受賞しています。試飲もできるので、気になる方はぜひお試しを。
沖縄展・台湾フェアともに他にも見どころがいっぱいで、ここではご紹介できなかったお店も多数。実際に生産者の方と顔を合わせてお話を伺うことができるので、じっくり商品を選ぶことができます。
沖縄・台湾の新しい魅力に出会えること間違いなしです。それぞれ観光コーナーも設置されているので、ぜひのぞいてみて下さい。
大人の方からお子さんまで楽しめる沖縄展・台湾フェアは8月21日(火)までの開催です。お見逃しなく!
期間 | 2018年8月16日(木)~8月21日(火) |
場所 | 東武百貨店 池袋本店8階催事場 |
営業時間 | 午前10時~午後8時 ※最終日は午後6時閉場 ※お食事処・イートインは閉場1時間前がラストオーダー |