年に数回しか見られない、水槽の水を全部抜く貴重な光景を公開 サンシャイン水族館 水槽ピカピカ大作戦!

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9月4日(火)・5日(水)・10日(月)・18日(火)

サンシャイン水族館では、年に数回実施している水槽の大掃除「水槽ピカピカ大作戦!」(落水清掃)を9月4日(火)・5日(水)・10日(月)・18日(火)に実施します。

 

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清掃中の様子

水槽ピカピカ大作戦!(落水清掃)では、水槽内の生物を追い込みながら保護してバックヤードへ移動し、水を抜いて汚れを落とすため、“水槽内の生物を取り上げて水が全て抜かれる”といった普段は見られない珍しい光景を見ることができます
さらに、解説員が水槽前で生物や作業の内容を紹介しますので、水族館の大きな水槽をどのようにして清掃するのか、裏方作業をわかりやすくご覧いただける貴重な機会です。
この機会にぜひ、サンシャイン水族館にお越しください。

 移動中の様子

移動中の様子

 

 

  • ★水槽ピカピカ大作戦!(落水清掃)実施概要★

【日時】
9月4日 (火) 17:00~19:00頃 「オーストラリアの海~グレートバリアリーフ~」水槽
9月5日 (水) 17:00~19:00頃 「大西洋~カリブ海~」水槽
9月10日 (月) 17:00~19:00頃 「沖縄の海~白保~」水槽
9月18日 (火) 15:00~21:00頃 「クラゲトンネル」水槽
【内容】
水族館の水槽内は通常飼育スタッフが潜水してアクリルや擬サンゴなどをこすって掃除を行っていますが、一定の時間が経つと通常の清掃では汚れが落ちなくなるため、水槽の水を排水して清掃する「落水清掃」を年に数回行います。水槽内の生物をすべて移動し、飼育スタッフが水槽の中で大掃除をします。今回は解説員が水槽前で生物や作業の内容を紹介します。
【清掃手順】
(1)生物を捕まえやすい水位まで排水し、手早く生物を保護します。その後、通常公開していないバックヤードにある予備水槽に生物を移動します。
(2)水槽を塩素にて漂白・殺菌し、水洗い後、中和剤を散布し水洗いします。
(3)新しい海水を注水後、循環ポンプと水温調節機を動かします。
(4)翌朝、生物を予備水槽から移動し元の水槽に戻します。

 

○水槽ピカピカ大作戦!(落水清掃)まめ知識○
生物にスレ(擦過)が生じるのを防ぐため市販の網ではなく、自作のビニール製の道具(通称:ビニダモ)を用います。また、追い回すのではなく追い込むようにして捕まえ、バックヤードの予備水槽へ運びます。
「大西洋~カリブ海~」水槽においては、展示されている魚が大きいため、捕まえたビニールに入った状態のまま次々と手渡しして運びます。その光景はまるでバケツリレーのよう!ベテランスタッフは魚を捕まえるのが上手いので、ベテラン度が測れる作業でもあります。逆に新人スタッフにとっては、魚の種類と尾数をチェックしながらバックヤードの予備水槽へ収容していくので、魚の名前を覚えているかが試されることに…。
生物の負担を少なくするように配慮しながら清掃は行われます。水槽を綺麗に保つだけでなく、消毒をして、衛生的な環境になるよう努めています。

 

 ビニダモ使用例

ビニダモ使用例

 ビニダモ

ビニダモ

※状況により、変更になる場合がございます ※金額はすべて税込です ※画像はすべてイメージです

 


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