第45回 東京春季創画展

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■会期:2019年4月12日(金)~17日(水)*最終日17日(水)は当会場のみ午後4時にて閉場。ご入場は各日閉場の30分前まで ■会場:西武池袋本店 別館2階 西武ギャラリー ■入場料:一般600円(大学生以下無料)

 

東京春季創画展は、全国公募により集まった熱い作品群から審査によって選ばれた百数十点の作品と受賞作品、および創画会東京会員の作品を一堂に展示する日本画団体展です。たった今筆を擱いたばかりの意欲的な出品作を紹介します。また別会場では創画会会員による小品展を開催します。

 

「創画会」 1948年 秋野不矩、上村松篁、福田豊四郎、山本丘人、吉岡堅二ら13名による創造美術として始まり、新制作協会日本画部を経て、1974年より現在の創画会となりました。創造美術立ち上げから現在に至るまで、幅広い世代の仲間たちが、創立時の理念である自由と創造の精神をふまえ、一人の作家として独自な表現を目指した創造活動を行っています。

 

 重政 啓治「田模様」 サイズ:60.6×60.6cm

重政 啓治「田模様」 サイズ:60.6×60.6cm

写生はただ見える物を映すのではなく、自己の理想の姿に昇華して表すものだと思う。田舎の景を形象化し、今回描いたのが「田模様」である。

 高橋 まり子「それから」 サイズ:72.7×91.0cm

高橋 まり子「それから」 サイズ:72.7×91.0cm

ここ数年、地元の畑の風景を中心に制作を続けている。小さな頃から知っているその場所は、土があり、空がある。ただそれだけの風景。その場にいると、土の匂いに風の音に、喜怒哀楽といった感情とは別の静かな心境に至る。目の前にただ立ち止まりたくなるような、静かな「何もない風景」を描きたいと思っている。

 牧野 一穂「長与町立動物園」 サイズ:90.0×90.0cm

牧野 一穂「長与町立動物園」 サイズ:90.0×90.0cm

西の果て長崎の大学図書館、人気のない地下三階書架がある。見たこともない医学・禽獣虫魚・建築・歴史を著した書物群。そこにある図形は、わたしの現実。どこにもない動物園。

 

 

 

  • 第45回東京春季創画展 会員小品展
  • 会期:2019年4月10日(水)~17日(水)
  • 会場:西武池袋本店6階(中央B8)=西武アート・フォーラム
  • 最終日4月17日(水)は当会場のみ午後4時にて閉場。

「第45回東京春季創画展」開催を記念し、自由と創造の精神を踏まえ作品制作に励む、創画会会員による小品展を開催いたします。進取の気風に溢れた独創的な作品の数々をご紹介いたします。

 

(出品予定作家)五十音順・敬称略
浅野 均、綾田 勝義、荒木 享子、池田 幹雄、石股 昭、今村 雅弘、植田 一穂、上野 富二郎、上村 淳之、烏頭尾 精、雲丹亀 利彦、海老 洋、尾張 良範、小野 定、梶岡 百江、片柳 勁、久世 直幸、小西 通博、重政 啓治、柴田 長俊、清水 豊、高畑 郁子、滝沢 具幸、武田 州左、竹原 城文、谷井 俊英、津田 一江、土手 朋英、中尾 壽男、西久松 吉雄、野畑 直子、羽生 輝、稗田 一穂、平山 英樹、藤井 智美、藤田 志朗、北條 正庸、牧野 一泉、松井 和弘、松本 裕子、真鍋 修、三木 登、宮 いつき、宮城 真、宮島 弘道、目黒 祥元、吉川 弘、渡辺 章雄
※出品作家および作品は都合により変更となる場合がございます。

 

 

 植田一穂「水仙」 サイズ:4号F 岩絵具・膠・和紙

植田一穂「水仙」 サイズ:4号F 岩絵具・膠・和紙

 

 荒木 享子「On the table」 サイズ:4号P 岩絵具・膠・和紙

荒木 享子「On the table」 サイズ:4号P 岩絵具・膠・和紙

 

 宮島 弘道「柿」 サイズ:4号M 墨・岩絵具・膠・和紙

宮島 弘道「柿」 サイズ:4号M 墨・岩絵具・膠・和紙

ー西武池袋本店ー
住所:〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3981-0111(大代表
営業時間:10:00~21:00*日・祝休日は~20:00(不定休)
ホームページ:https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
 


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