見て、作って、飾って 育てる展示「ちょうちんらんたんちょろん」

展示の様子

~韓国のむかしばなしが原作の「子どもに見せたい舞台」も上演中~

 

7月20日(土曜)から8月11日(日曜)までの期間、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)のホワイエで、来場者が作って飾って参加出来る作品を展示している。入場無料。

 

これは7月20日から上演中の「子どもに見せたい舞台vol.13おどる韓国むかしばなし『春春~ボムボム~』」に関連して、東アジア各地の夜市などから発想を得た「ちょうちん」を作って飾る体験型のアート作品展示だ。ホワイエには、大きな盆提灯風のオブジェやアーチが登場。来場者が折り紙で日本・中国・韓国風のちょうちんを作り、次々と飾り付けを行っていく。親子で協力しながら思い思いの色を選び、イラストを書くなど、個性豊かなちょうちんを作って楽しむ姿も多い。来場者と一緒に育てる本展示は、期間を経るにつれて、よりカラフルに賑やかに変わっていくため、訪れるたびに新たな発見ができる。
今回の展示を制作したヒゲプロの梶浦さんは、「テーマは、“東アジアのちょうちん”。日本や韓国、中国などの縁日、夜市、ランタンフェスティバルをモチーフにしています。東アジアの原風景である“夜のお祭り”を、参加者が自分で作って増やして飾ることで、出来上がっていく姿を楽しめる展示となっています。巨大な回り行灯を眺めたり、提灯のアーチをくぐったり、自分だけのちょうちんを作って飾ったり、様々な楽しみ方ができます。カラフルな空間でワクワクするような展示に仕上げました。見て作って飾って、みんなで育てる展示、是非お楽しみください」と作品に込めたメッセージを語った。

 

尚、劇場では7月28日(日曜)まで「子どもに見せたい舞台vol.13 おどる韓国むかしばなし『春春~ボムボム~』を上演中。「子どもに見せたい舞台」は、子どもたちに舞台の楽しさを知ってもらいたいとの思いから始まった0歳から入場できる演劇公演で、毎年親子連れから好評を得ている。
今年のお話は、少しばかり昔々、背が小さい女の子と結婚したいボクとの恋のお話。舞台はまるで大きな飛び出す絵本のような仕掛けになっていて、床は水田になったり畑になったり、その上で色とりどりの衣裳を着た出演者達がキレのいいダンスを次々と繰り出している。あうるすぽっとの担当者は、「大きな牛の折紙がスクリーンになったり、巨大なおじさんが登場したりと、工夫もいっぱい!子供達を飽きさせません。ぜひご家族で劇場へ足をお運びください」と来場を呼び掛けている。

 

日時 令和元年7月20日(土曜)から8月11日(日曜) 午前10時から午後5時まで
※最終日は午後2時30分まで
場所 あうるすぽっとホワイエ(東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F) 入場無料
補足事項 <としまアート夏まつり2019 子どもに見せたい舞台vol.13
おどる韓国むかしばなし『春春~ボムボム~』>
【東アジア文化都市2019豊島舞台芸術部門スペシャル事業】
日時:7月20日(土曜)から28日まで(開催時間は日によって異なる)。
作:金 裕貞 振付・構成・演出:スズキ拓朗
料金:子ども(小学生以下)500円、中高生1,000円、大人2,000円
会場:あうるすぽっと(東池袋4-5-2ライズアリーナビル2F)
問合せ あうるすぽっと 担当 室谷(むろや) 電話:03-5391-0751

 

展示の様子

展示の様子

 

親子でちょうちんを制作

親子でちょうちんを制作

 

舞台「春春」(撮影:田中亜紀)

舞台「春春」(撮影:田中亜紀)

 


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