東京都と東京都交響楽団(略称:都響)は、「TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2020[サラダ音楽祭](トーキョー・メット・サラダ・ミュージック・フェスティバル2020)」を9月5日(土)、6日(日)に開催します。
サラダ音楽祭は、東京芸術劇場および豊島区との連携により、音楽・演劇の中心地である池袋エリアで2018年に初開催。
3回目となる2020年は、当初9月3日(木)~6日(日)の4日間開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2日間に規模を縮小して開催します。
感染予防対策の観点からプログラムや座席設定に配慮する一方で、多くの方にサラダ音楽祭をお楽しみいただくため、Web配信も活用して実施します。
“ココロで歌って、ココロで踊ろう”
サラダ音楽祭では、サラダ=SaLaDの由来であるSing and Listen and Dance〜歌う!聴く!踊る!をコンセプトに、大人から子供まで楽しめる様々なプログラムを展開しております。
昨今、厳しい状況が続いておりますが、身体で感じた音楽を、ひとりひとりの心の中で奏で、弾ませることで、皆さまに楽しんでいただきたいと思っております。
開催概要
◆9月5日(土) 14:00 開演 / 東京芸術劇場 コンサートホール
♪OK!オーケストラ
赤ちゃんOK!の大人から子供まで楽しめるオーケストラコンサート。
◆9月6日(日)16:00 開演 / 東京芸術劇場 コンサートホール
♪音楽祭メインコンサート
クラシック音楽×ダンス! ダンスカンパニー「Noism Company Niigata」
など多彩なゲストとの共演。
※上記コンサートプログラムは次ページ参照。 チケットは8月17日(月)より発売開始。
◆ミニコンサート
5日、6日とも池袋西口公園野外劇場グローバルリングでミニコンサートを
開催する予定です(鑑賞無料/申込不要)。
主催 : 東京都、公益財団法人東京都交響楽団 共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場、豊島区
※今後の新型コロナウイルス感染症の流行状況により、出演者やプログラム等が変更になる場合がございます。
オフィシャルサイト https://salad-music-fes.com/
コンサートプログラム
◎OK!オーケストラ
~赤ちゃんから入場OK!
9⽉5⽇(土)14:00開演(13:00開場/15:00終演予定)
指揮/大野 和士
司会と歌/横山 だいすけ*
ダンス/スーパーエイト(サラダ音楽祭ダンサーズ)
振付/近藤 良平
管弦楽/東京都交響楽団
♪すぎやまこういち:交響組曲『ドラゴンクエストⅤ』天空の花嫁 より「序曲のマーチ」
♪ビゼー:歌劇『カルメン』より「前奏曲」
♪ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》op.9 [ダンス付き]
♪杉本竜一:ビリーブ*
♪スッペ:喜歌劇『軽騎兵』序曲
チケット(全席指定):
一般 1,500円/3歳以上~高校生 500円
※2歳以下膝上無料
チケット発売:8月17日(月)10:00
※ 感染予防対策の観点から、今年のサラダ音楽祭は、客席での歌唱はご遠慮いただきます。
◎音楽祭メインコンサート
9月6日(日)16:00開演(15:00開場/17:30終演予定)
指揮/⼤野 和⼠
演出・振付/金森 穣
ダンス/Noism Company Niigata(ノイズム・カンパニー・ニイガタ)
ソプラノ/臼木 あい* ピアノ/江口 玲**
ヴァイオリン/矢部 達哉***
管弦楽/東京都交響楽団
♪モーツァルト:モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》 K.165(158a)*
♪ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調より第2楽章 [ダンス付き]**
♪ペルト:フラトレス~ヴァイオリン、弦楽と打楽器のための [ダンス付き]***
♪ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
♪ミヨー:バレエ音楽《屋根の上の牡牛》 op.58
チケット(全席指定):
S 5,000円 A 4,000円 B 3,000円 C 2,000円
車椅子席(S)5,000円
チケット発売:8月17日(月)10:00
だいすけお兄さん、Noism(ノイズム)ら多彩なゲストと共演!
毎回好評を博している赤ちゃんが泣いても声を出してもOK!の「OK!オーケストラ」には、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』で“11代目歌のお兄さん”として活躍し、大人から子供まで大人気の横山だいすけが登場。ダンスは昨年に引き続き、日本全国、世界中で活躍する、日本トップの人気ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰、近藤良平によるスーパーエイトが集結します。
また「音楽祭メインコンサート」では、クラシック音楽とダンスがコラボレーション!
演出振付家・ 金森穣が率いる日本を代表するダンスカンパニー Noism Company Niigata(ノイズム・カンパニー・ニイガタ)と都響音楽監督・大野和士指揮によるオーケストラとの華麗なる共演をお楽しみください。
※当初、開催を予定しておりましたオペラ『ソラリス』、ベイビーオペラ『ムルメリ』は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、出演者の来日が困難となりましたため、公演中止とさせていただきました。
※ミニコンサートの詳細は「サラダ音楽祭」オフィシャルサイト(salad-music-fes.com)にて順次公表いたします。
後日「OK!オーケストラ」公演を期間限定でウェブ配信
お客様に安心して生演奏と魅力的なプログラムをお楽しみいただけるよう、公演内容にも工夫を凝らすとともに、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底してまいります。また、今年は、毎回好評をいただいている赤ちゃんでも楽しめる「OK!オーケストラ」公演を特別に期間限定でウェブ配信します。
チケット購入
サラダ音楽祭2020チケット販売サイトにて、販売いたします。
詳細は、サラダ音楽祭2020チケット販売サイトhttp://booktickets.pia.jp/salad-music-fes/ をご覧ください。
※最前列席は舞台前から十分な距離を取り、前後左右の座席間についても感染予防に対応した座席対策を行います。
主なアーティストプロフィール
指揮/大野和士(東京都交響楽団 音楽監督)
都響およびバルセロナ響の音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督。
1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。
フランス批評家大賞、朝日賞など受賞多数。文化功労者。2023年3月まで3年間、都響音楽監督の任期が延長された。
2019年7~8月、大野和士が発案した国際的なオペラ・プロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」の第1弾として『トゥーランドット』を上演。東京、大津、札幌における計11公演を自ら指揮して成功に導いた。第2弾『ニュルンベルクのマイスタージンガー』2020年6~7月公演は中止となり、2021年度に東京での開催が検討されている。
演出・振付/金森穣
演出振付家、舞踊家。りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 舞踊部門芸術監督/Noism芸術監督。
17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。
ルードラ・ベジャール・ローザンヌ在学中から創作を始め、NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。
10年間欧州の舞踊団で舞踊家、演出振付家として活躍したのち帰国。
03年、初のセルフ・プロデュース公演『no・mad・ic project − 7 fragments in memory』で朝日舞台芸術賞を受賞し、一躍注目を集める。
04年4月、りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督に就任し、劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。
平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞、第60回毎日芸術賞ほか受賞歴多数。
ダンス/Noism Company Niigata
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する、日本初の公共劇場専属舞踊団。
芸術監督は金森穣。プロフェッショナル選抜メンバーによるNoism0(ノイズムゼロ)、プロフェッショナルカンパニーNoism1(ノイズムワン)、研修生カンパニーNoism2(ノイズムツー)の3つの集団があり、2004年の設立以来、国内・世界各地からオーディションで選ばれた舞踊家が新潟に移住し、年間を通して活動している。
Noismの由来は、「no-ism=無主義」。特定の主義を持たず、歴史上蓄積されてきた様々な身体知を用いて、あらゆるismを再検証することで、今この時代に有用な新しい形に置き換え、現代人としての身体表現を後世に伝えていこうとしている。
司会と歌/横山だいすけ
2006年に国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業。
幼い頃から歌が大好きで、小学校3年生から大学卒業まで合唱を続ける。
劇団四季時代は「ライオンキング」等の舞台に出演。
NHK Eテレの幼児番組『おかあさんといっしょ』では、番組史上歴代最長となる9年間“歌のお兄さん”を務める。
2017年4月に卒業後、ドラマ、バラエティ、CM出演、舞台、声優と活躍の場を広げ、2019年7月にはソロアーティストとして初のオリジナルアルバム「歌袋」をリリースした。
振付/近藤良平
振付家、ダンサー。NHKホールを即日完売追加公演にし、世界約30カ国で公演してきたダンスカンパニー「コンドルズ」主宰。
ニューヨークタイムズ紙絶賛。文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞、横浜文化賞受賞、朝日舞台芸術賞・寺山修司賞受賞。
立教大学などで非常勤講師も務める。
ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。愛犬家。NODA・MAP『THE BEE』などで俳優としても活躍。
TBS『情熱大陸』出演。NHK総合「サラリーマンNEO」内「テレビサラリーマン体操」、「てっぱん」、「いだてん」などに振付出演。
管弦楽/東京都交響楽団(都響)
東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。
2020年に創立55周年を迎えた。
現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。
定期演奏会を中心に、都内小中学生のための音楽鑑賞教室(50回以上/年)、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での主催公演や出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭” を開催するなど、多彩な活動を展開している。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。
TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL[サラダ音楽祭]とは?
サラダ音楽祭は、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる音楽祭として、2018年に誕生しました。
サラダ=SaLaDの由来であるSing and Listen and Dance〜歌う!聴く!踊る!をコンセプトに、東京都と東京都交響楽団が、東京芸術劇場及び豊島区と連携し、赤ちゃんから大人まで楽しめるフレッシュで多彩なプログラムを展開しています。
【開催実績】
2018年度 | 2019年度 | |
会 期 | 2018年9月17日(月・祝) | メインプログラム|2019年9月14日(土)~16日(月・祝)
スペシャルコンサート|2019年9月19日(木)、10月27日(日) |
会 場 | 東京芸術劇場/池袋エリア | 東京芸術劇場/池袋エリア/日比谷公園大音楽堂 |
公 演 | ・OK!オーケストラ~赤ちゃんOK!歌ってOK!踊ってOK!
・音楽祭メインコンサート |
・OK!オーケストラ~赤ちゃんOK!歌ってOK!踊ってOK!
・音楽祭メインコンサート《ロメオとジュリエット》 ・ベイビーオペラ『ムルメリ』 ・オルガンでLet’s SaLaD! ・ドラクエ・シンフォニックコンサート in SaLaD ・SaLaD ポップスコンサート in 野音 |
その他 | ワークショップ、ミニコンサート | ワークショップ、ミニコンサート |
来場者数 | 延べ約8,000人 | 延べ約36,000人 |
「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは
オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応
音楽祭開催にあたっては、東京都のロードマップ、クラシック音楽公演運営推進協議会策定のガイドライン等も参考としながら、お客様に安心して演奏会をお楽しみいただけるよう、施設設置者、施設管理者、公演出演者、スタッフ等と協力して新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底いたします。
【来場されるお客様へのご案内】
・サーモグラフィー等による来場者の検温を実施します。検温の結果、37.5℃以上の発熱が確認された場合には入場をお断りさせていただきます。
・会場内ではマスクを常時着用してください。また、咳エチケットのご協力をお願いします。
・最前列席は舞台前から十分な距離を取り、前後左右の座席間についても感染予防に対応した座席対策を行います。
詳細はURLをご確認ください。
https://salad-music-fes.com/guidelines/guidelines.pdf
【出演者・楽員・スタッフの感染症対策について】
6月25日に東京都交響楽団が策定した「演奏会再開への行程表と指針」に基づく対策を徹底します。
URL:https://www.tmso.or.jp/j/wp/wp-content/uploads/2020/07/Guidelines_ver.2.0.pdf