区民ひろばにフレイル測定機器設置、 70・75歳にフレイルチェックチケット送付

フレイル(虚弱)とは、「健康」と「要介護状態」の間の時期にあるとされ、心身の活力が低下してきた状態のことです。
フレイルになっても、適切な対応をすることで、以前の健康な状態に戻るといわれています。

そこで、区は、身近な地域でフレイル予防に取り組める体制を整備するため、区民ひろばにフレイル測定機器を設置します。
本事業は令和2~3年の2年間で22か所の区民ひろばにフレイル測定機器を設置するもので、今年度は9月より順次11の区民ひろばを対象に行います。

設置する機器は、運動機能分析装置や口腔機能測定器、脳年齢・血管年齢測定器などがあり、これらの機器を区民ひろばの開館時間中は自由に使用できます。
また、月1回専門職(保健師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士など)が各区民ひろばや区内2か所の介護予防センターを巡回し、効果的なフレイル予防の集団及び個別指導を行います。

さらに、節目年齢の方向けに、無料のフレイルチェックチケットを送付します。

本事業は、フレイルのおそれのある高齢者を早期に発見し対応するための仕組みとして、東京大学高齢総合研究機構が開発した「フレイルチェック」の実施を周知するための取り組みで、昨年度より行っています。
フレイルチェックチケットの送付対象は70・75歳で要支援・要介護認定を受けていない方です。
コース内容は「しっかりコース(所要時間1時間30分)」と「かんたんコース(所要時間1時間)」の2つのコースがあり、栄養・運動・社会参加に関する質問や身体機能の測定などを行います。
会場は東池袋フレイル対策センター、高田介護予防センター、区民ひろば。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、定員を縮小し、検温・消毒・マスク着用等、感染症拡大予防策を取りながら実施します。

 

問い合わせ:高齢者福祉課介護予防・認知症対策グループ 電話:03-4566-2434

Top