5月16日から29日まで、第14回「池袋モンパルナス回遊美術館」が開催される。
「まち全体が美術館になる」をコンセプトに、百貨店、大学、NPO団体、周辺のギャラリーなどまちの各所に会場が点在。池袋のまちを巡りながらさまざまなアートを堪能できる。
今回は、現在開催中の「東アジア文化都市2019豊島」にちなんだ企画も展開予定だ。東アジアに着目した美術交流に関する講演や、中国と韓国の子どもが描いた絵画の展示など、多岐に渡る。
2週間の会期中に、展示・パフォーマンス・講演会・ワークショップ・街歩きなど、60を超えるアートイベントが目白押しだ。中でもメイン企画となる「池袋アートギャザリング公募展(IAG公募展)」は、年々公募展としての存在感を増している。
現代アートだけでなく、このアートイベントの由来となった「池袋モンパルナス」に関連する展示や講演会も企画されている。池袋で醸成され脈々と受け継がれてきたアーティストたちの精神を知ることで、より幅広い視点でこのイベントを楽しむことができる。この機会に、池袋のまちを回遊してみてはいかがだろうか。
日 時 | 平成31年5月16日(木曜日)~5月29日(水曜日) オープニング特別座談会「池袋モンパルナスから私が学んだこと」:5月12日(日曜日)午後3時から(立教大学太刀川記念館) |
---|---|
主な展示イベント情報 | <池袋アートギャザリング公募展>優れたアーティストを発掘し、交流の場を生み出すことを目的する公募展。 日時:5月24日(金曜日)~5月29日(水曜日) 午前11時から午後7時まで。会場:東京芸術劇場5階ギャラリー <東アジア文化都市2019豊島 関連企画> ・古今東西美術の夕べ「池袋、パリのモンパルナス」と東アジアの美術交流/日時:5月16日(木曜日) 午後6時30分から午後8時まで。会場:立教大学太刀川記念館3階カンファレンスルーム ・35周年記念 造形スタジオ・バル作品展/日時:5月24日(金曜日)~26日(日曜日) 正午から午後6時まで。会場:東京芸術劇場地下1階アトリエイースト <その他>展示・講演・街歩きイベント・ワークショップなど多数。東武ホープセンター地下中央通路内に総合案内所を設置、パンフレット等を配布。 |
背景・補足事項 | 池袋モンパルナス:1930年代から40年代にかけて、池袋西口周辺にはいくつものアトリエ村(アトリエ付住宅群)があり、多くの芸術家とその志望者たちが活動していた。その雰囲気は詩人で画家の小熊秀雄により「池袋モンパルナス」と呼ばれるようになった。 回遊美術館公式HP:http://www.kaiyu-art.net/ |
主 催 | 池袋モンパルナス回遊美術館実行委員会 |
お問合せ | 【事務局】公益財団法人としま未来文化財団(新原または高橋) 電話 03-3981-4732 |