8月5日から行われるリオデジャネイロオリンピックに合わせ、東京で初の秩父宮記念スポーツ博物館巡回展を豊島区で開催します。
秩父宮記念スポーツ博物館(現在長期休館中)は、1959年に旧国立競技場内に開設された日本で唯一の総合スポーツ博物館で、秩父宮殿下ゆかりの資料をはじめ、約6万点を所蔵しています。本巡回展は、同館所蔵資料を有効活用しつつ、来る2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックへの気運と、スポーツ全般への興味・関心を高めることを目的として企画されました。
主会場となる豊島区役所1階「としまセンタースクエア」では、展示とイベントプログラムが行われます。
展示は真っ赤なデレゲーションユニフォームや聖火トーチ、メダル、ポスター、着物など国民の関心が高い1964年オリンピック東京大会の資料を中心に、日本人が初めてオリンピックに参加した1912年ストックホルム大会から、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに至るまでの歴史を計121件170点の資料で紹介します。
今回初公開となる1940年の幻の東京オリンピック開催を記念して製造されたアコーディオンや、1912年ストックホルム大会で実際に使用したスパイク、1936年ベルリン大会の「友情のメダル」などが鑑賞できます。また、表彰台レプリカや旧国立競技場のトラックコースは実際に立って写真撮影ができ、金メダル3Dレリーフ模型には触れることも可能で、観るだけでなく体験できる内容となっています。
また、豊島区にゆかりのあるオリンピアンの金メダルや前回東京大会で豊島区内で聖火リレーを務めたランナーのランニングシャツなどが展示されます。
イベントプログラムでは、オリンピアン、パラリンピアン等による講演会を13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)の各10時から11時半まで開催します。他にも期間中毎日13時半から15時まで、スポーツ・健康教室を行い、観るだけでなく、参加型の催しも用意しています。
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催時期にあたり、選手への応援メッセージボードも掲示、子ども向けにスタンプラリーもあり、金メダル型のステッカーをお土産として配布します。
他にも、豊島区役所「庁舎まるごとミュージアム」4階・6階・8階で東京、札幌、長野オリンピック関連ポスター等43点を展示し、区役所全体がオリンピック一色となります。
ぜひ足をお運びください。
開催期間:平成28年8月8日(月)~26日(金)9時~18時
*最終日は15時まで
開催場所:豊島区役所1階センタースクエアおよび区役所4、6、8階(南池袋2-45-1)
観 覧 料:入場無料
主 催:独立行政法人日本スポーツ振興センター/特定非営利活動法人日本スポーツ/芸術協会/公益財団法人日本オリンピック委員会/豊島区