8月18日(木曜日)、南大塚ホール(南大塚2-36-1)にて「第96回南大塚ホール落語会」が開催されます。
96回目の今回のテーマは「江戸落語と上方落語」。
南大塚ホール落語会は平成4年から開催。地元在住の落語家・柳家さん枝のプロデュースにより年に数回の定期開催で始まりました。“地域に根差した落語会”として、地元の方々はもちろん、落語好きのお客様に愛され見守られ20余年、回を重ね、来年には第100回を迎える予定です。
太平洋戦争の時代に、「大塚鈴本」(参考①)という寄席もあった大塚。正岡容(まさおかいるる)(参考②)を中心に、落語家も多く集ったなかに、上方落語の故三代目桂米朝も。そんな東西落語家の交流があった歴史のある大塚で96回目となる今回は、落語会をスタートして以来、初めての「東西の落語」をテーマにします。昨年の夏の「怪談」をテーマにした落語会に続いて、柳家一琴がプロデュース。上方落語からは、桂雀々が出演予定。 この夏は、東西の落語をきき比べてみてはいかがでしょうか。
日時:平成28年8月18日(木曜日)午後6時30分から8時50分まで
場所:南大塚ホール(南大塚2-36-1)
料金:一般当日 1,300円、一般前売 1,200円、友の会 1,000円
番組内容:①開口一番 柳家小はぜ ②江戸落語 柳家一琴 ③上方落語 桂雀々 (-仲入り-)④漫才 ホンキートンク ⑤江戸落語 柳家はん治
柳家一琴 | 桂 雀々 | 柳家はん治 |
参考:
①大塚鈴本:昭和16年~20年大塚にあった寄席。太平洋戦争下、あらゆる苦難をはねかえして寄席の灯を守り通した。
②正岡容(まさおかいるる):1904年(明治37年)12月20日~1958年(昭和33年)12月7日)。作家、落語・寄席研究家。寄席の世界には若い頃から通じ、落語、講談、浪曲などの大衆芸能の啓蒙に努めた。特に戦中戦後の重苦しい時勢の中で、精力的に著述や研究会などを行い当時の知識人や学生に寄席への興味を待たせた功績は大きい。(Wikipediaより)
問合せ:南大塚地域文化創造館 有島 電話:03-3946-4301