池袋演劇祭の予告編・CM大会 ~演劇の魅力を2分に凝縮!お気に入りの劇団を見つけて、演劇祭に行こう~

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9月1日(金曜日)から始まる「第29回 池袋演劇祭」に先立って、8月25日(金曜日)にサンシャインシティのアルパ地下1階・噴水広場(東池袋3-1-1)にて、「池袋演劇祭前夜祭 予告編・CM大会」が開催されます。これは、演劇祭に参加する劇団が、2分間という限られた時間の中で作品の予告やPRをするイベントです。
 
豊島区は、池袋を中心に大小の劇場が点在しており、舞台芸術学院や小劇団などの演劇活動が昔から盛んな街。池袋演劇祭は、こうした特性を生かし、積極的に“演劇の街”を区内外にアピールしてイメージアップに貢献してきました。地域密着型の演劇祭として平成元年(1989年)から毎年実施され、今年で29回目を迎えます。同演劇祭は、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指す都市型総合芸術祭「東京芸術祭2017」のプログラムにも位置づけられています。

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写真は昨年の「予告編・CM大会」の様子

「予告編・CM大会」は、平成6年の第6回から実施されており、今回のCM大会には34団体が参加。参加劇団は、本番公演の魅力を2分間という限られた時間の中で伝えなくてはならず、歌や踊り、身体を使った様々なパフォーマンスなど演出に工夫を凝らします。思わず本番公演に行きたくなるような、知恵を絞った演技が見ものです。時間を過ぎると「カラーン、カラーン」と鐘が鳴らされ、容赦なくPRは終了。観客は演劇祭の参加団体の一部を一度に観覧することができ、お気に入りの劇団を見つけ、演劇祭に来てもらうのが狙いです。
 
なお、本演劇祭は、一般公募による100名の審査員による審査で「大賞」ほか各賞を決めるのが大きな特徴。今年は、豊島区・近郊の計16会場で、昨年の入賞団体・特別参加団体を含め55劇団が演劇祭大賞を目指して競い合います。
この「予告編・CM大会」でも審査が行われ、最優秀賞など7つの賞が選ばれる。ぜひ各劇団の熱いパフォーマンスに触れ、池袋演劇祭の本番公演にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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