2017年12月25日（月）までの期間、Echika池袋ギャラリー（東京メトロ池袋駅構内）では「豊島区美術家協会作品展」が開催されています。
Echika池袋ギャラリーは、駅にゆとりと潤いのある文化空間を創造し、さらには文化芸術の薫るまちづくりに寄与する目的で、2009年3月に東京メトロ池袋駅構内に設置されました。区の文化資源である「池袋モンパルナス」（※）の紹介など、区の様々な文化芸術の情報を発信しています。今回は、「豊島区美術家協会」会員の作品の中から9点が展示されています。
※池袋モンパルナス：1930年代、豊島区要町に生まれた若い芸術家向けのアトリエ付貸家群の呼称。
同協会は、池袋モンパルナスの1人であった鶴田吾郎を中心に昭和29年に発足した美術家の集まりで、これまでに森田茂、吉井忠、峯孝など多くの著名作家を輩出しました。現在は洋画、日本画、彫刻、工芸の作家たちが会員となっています。展示では、油彩画、銅版画、染色画と様々な作品が訪れた人々の目を引いています。
担当者は、「池袋モンパルナスをはじめ、豊島区の文化芸術の歴史風土の中で綿々と続く豊島区の芸術家の数々の作品を、少しでも多くの方々の目に触れて頂きたい。」と話しています。
師走の多忙な時期ではありますが、池袋駅に立ち寄った際には少しだけ足を止めて、豊島区の文化芸術に触れてみてはいかがでしょうか。
開催概要
| 日時 | 2017年12月25日（月）まで 午前6時から午後11時まで |
|---|---|
| 場所 | Echika池袋ギャラリー（東京メトロ池袋駅構内） |
| 主催 | Echika公益財団法人 としま未来文化財団 |
| 協力 | 豊島区美術家協会 |