豊島区のセーフコミュニティ再認証が決定

s認証盾の授与

2018年2月1日、豊島区役所1階「としまセンタースクエア」にて、「豊島区セーフコミュニティ再認証式典」が開催されました。
 
■セーフコミュニティとは、WHOが推奨するまちづくり活動
セーフコミュニティとは、「けがや事故等は、決して偶然の結果ではなく、原因を究明することで予防できる」という考え方のもと、地域のコミュニティや絆を広げながら、生活の安全と健康の質を高めていくまちづくり活動のこと。WHO(世界保健機関)が推奨し、セーフコミュニティ認証センターが、一定の基準を満たし将来にわたって予防活動を継続していく能力を持つ都市を、「セーフコミュニティ」として認証しています。現在日本では14自治体、世界では約380のコミュニティが認証を受けています。
 
豊島区では、区制80周年を迎えた2012年に、東京初、日本全国で5番目にセーフコミュニティの認証を取得しました。取得以降も区と地域が一体となり、「オールとしま」で安全・安心の取り組みを続けてきました。
 
■認証期間の満了により、再調査を実施
セーフコミュニティの認証期間は5年であることから、2017年11月には、同認証センターから審査員2名を迎え、再認証に向けた現地審査を実施。本年2月1日の式典では、現地審査の結果を踏まえ、認証審査員のミカエル・グリブナー氏より認証の報告が行われ、合意書の署名ののち、認証盾と旗が授与されました。
 
高野之夫区長は、「このたび、豊島区はセーフコミュニティ国際認証を再び得て、安全・安心を追求する新たな5年間がスタート致しました。これからも区民の皆様や関係機関と手を携え、セーフコミュニティ活動を継続してまいります」と、喜びと意気込みを語りました。
 
その後、ミカエル・グリブナー氏による記念講演が行われました。同氏は、「高野之夫区長をはじめ、関係者の方々、ご来賓の皆様、この度はおめでとうございます。皆様は、セーフコミュニティのネットワークの一員であり、非常に包括的に取り組みを進められています。皆様の頑張りによって、再びこの名誉あるセーフコミュニティの立場にあることは、とても喜ばしいことだと思います」と豊島区の取り組みを評価し、今後の活動の発展に期待を寄せました。
 
また、再認証を記念して、豊島区出身の落語家・柳家花緑(やなぎやかろく)さんが「安全・安心落語」を披露し、参加者を楽しませました。

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