触れる、遊べる、作れる「あうるのまちのあそびば」登場

ワークショップの様子

~「子どもに見せたい舞台」原作に着想を得たアート作品を展示~

 

 

7月21日(土曜)から8月12日(日曜)までの期間、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)のホワイエと1階で、「桃」と「虫」をモチーフに来場者も作って参加出来る作品を展示している。会場は入場無料。

 

これは、「としまアート夏まつり2018」のメインプログラムである、「子どもに見せたい舞台vol.12おどる童話 『THE GIANT PEACH』」の原作から着想を得た、体験型のアート作品の展示だ。あうるすぽっとのホワイエに、大きな桃が登場。ドーム型の桃には虫食い穴がいくつか開いており、子どもたちが自由に入って遊ぶことができる。上部の穴から光が入り、桃の中の床には幻想的な模様が浮かぶ。桃のまわりには大きな虫かごも。期間中、子どもたちが画用紙に様々な虫を描いて切り抜き、虫かごに飾る企画を開催している。どんどん増えるユニークな虫作品を見るのも楽しい。1階エントランスの大きな柱には、原作をモチーフにした様々なイラストが展示されている。

 

今回、ホワイエの展示を制作したのは、段ボール彫刻家として活躍するアーティスト、本濃研太さんだ。本濃さんは、「桃はたくさんの三角形を組み合わせてつくっています。小さな模型とは違って、作ってみるまでどうなるか分からず、よく立ったな・・と。作ってみたら、この大きさでよかったと思っています。桃の中を這い回って遊んでもらいたいし、虫カゴもどんどん賑やかにしてもらいたいですね。ご近所の方は日課のように何度も来て、どんどん虫を増やしてほしいですし、一度参加された方も、またどんなふうに変わっているか、観にきていただきたいです」と作品に込めたメッセージを語った。

 

8月6日(月曜)から開催される「子どもに見せたい舞台」は、子どもたちに舞台の楽しさを知ってもらいたい、劇場を身近に感じてほしいとの思いから2007年に始まった0歳から入場できる演劇公演。小さな子ども連れでも気兼ねなく入場できる公演として毎年親子連れから好評を得ている。今回は、昨年に引き続き、「チョコレート工場の秘密」などで有名なロアルド・ダール原作のおどる童話『THE GIANT PEACH』を上演。大きなモモに乗って少年が虫たちと旅をする物語を、振付家でダンサーのスズキ拓朗さんが歌やダンスがいっぱいの舞台に仕立てる。また、この舞台は、観客参加のシーンがあるのが特徴だ。皆の力を合わせて目指せ、自由の国!

 

あうるすぽっとの担当者は、「子どもから大人まで一緒に遊び、楽しめます。劇場で夏休みの思い出を作っていただければ」と来場を呼び掛けている。

 

日時 平成29年7月21日(土曜日)から8月12日(日曜日) 午前10時から午後5時まで
場所 あうるすぽっとホワイエ(東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F) 入場無料
補足事項 <子どもに見せたい舞台vol.12おどる童話『THE GIANT PEACH』>
日時:8月6日から12日まで(開催時間は日によって異なる)。
原作:ロアルド・ダール 振付・構成・演出:スズキ拓朗
料金:子ども(小学生以下)500円、中高生1,000円、大人2,000円
会場:あうるすぽっと(東池袋4-5-2ライズアリーナビル2F)
*HP  https://www.owlspot.jp/events/
performance/the_giant_peach.html

 

展示全景

展示全景

ワークショップの様子

ワークショップの様子

1階の展示

1階の展示

 


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