(株)よしもとアートエンタメインメイトが企画協力する芸術の公募展「アートオリンピア2019」の開催発表会がホテルメトロポリタンにて行われました。
会場には、アンバサダーとして活動する野性爆弾のくっきーさん、そして「よしもとアート芸人」として、レイザーラモンHGさんなどが人気の芸人たちが勢ぞろい。今回は、その様子をレポートいたします!
アートオリンピアとは?
アートオリンピアとは、世界の才能あるアーティストを発掘し、その活動を支援することを目的に開催されるアートの国際公募展です。開催はビエンナレーレ方式(2年に1度)となり、今回は2015年、2017年に引き続いて3回目の開催となります。
本公募展はHUB、Exacavation、Practiceの3つのコンセプトを支柱とし、世界のグローバルアーティストとなる人材を発掘し、次世代に向けた新たなアートを創出することを目的にしたもの。特色としては、完全な公募制を採用し、審査員による点数制で選出すること。そして、若手アーティストの発掘のため、学生部門を設けていることなどが挙げられます。
2019年の賞金総額はなんと約5,500万円。表彰対象者は約1,000名にのぼります。展覧会の展示者数(国内応募者)も80名から200名に拡大されるため、まさに過去最大規模の開催となりそうです。
よしもとアート芸人大集合!!
開催発表会の会場に、よしもときってのアート芸人くっきーさんが登場!
ご本人も「人生初のアンバサダー」と語るように、その意気込みは相当なものです。
なぜ今回打診されたと思うか?という問いかけに対してくっきーさんは
「一応アーティストとして活動していますが、特にすごい結果を残せているわけでもなく・・・。ただ、日本全国に『くっきー旋風』を巻き起こしたということで呼ばれているんでしょうな。ありがとうございます」
と自画自賛のドヤ回答。
ちなみに、今回同時にアンバサダーを務めるのは麒麟の川島さん(本日は欠席)。会場で読み上げられたマジメなコメントを聞いて、「あいつがここに来ればよかったのに。絶対逆でしょ。あかんほうの川島(本名は川島 邦裕)が来てしまった」とぼやき、会場を沸かせていました。
続いて登壇したのは、お笑いの仕事をしながら創作活動に携わる「よしもとアート芸人」たち。レイザーラモンHGさんのプロ顔負けのデッサン力は某番組で拝見したことがありますが、本当にクリエイティブな能力を発揮する芸人さんは多いですね。
そして今回の開催発表会の目玉企画が、アート芸人たちの持ち寄った作品を本公募展の審査員が寸評するというもの。意外な高評価もあり、歯に衣着せない辛口コメントもあり・・・芸人さんたちもドキドキの様子でした。
真の「アート芸人」は誰だ?!
悲喜こもごもとなったものの、品評会は大盛り上がり。
特に審査員から評価が高かったくっきーさんとキシモトマイさんには備前の人間国宝、藤原啓氏が制作した超高額な花瓶がプレゼントされるというサプライズも。
「アートの持つ想像力をまちづくりにいかに展開していくか、ということが重要です。私たちは世界中を魅了する国際アートカルチャー都市を目指したい」
と熱く語ったのは豊島区長の高野之夫氏。アートオリンピアを通して、もっと芸術や文化を身近に感じてほしい。そんな思いが伝わってきました。
出品申込期間は2019年2月1日〜3月20日。
次世代を見据えた「美の祭典」に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?