障がいのある人と共に創る演劇ワークショップ

(C)Alison Baskerville

~ロンドン・パラリンピック開会式の共同ディレクターが英国から来日~
2020年6月『テンペスト』上演に向けたプロジェクト始動!

 

多様な人々が舞台芸術にふれることのできる環境づくりを積極的に進めている、あうるすぽっと(東池袋4-5-2ライズアリーナビル2階)は、2月後半から3月に、障がいの有無を超えた作品創造のための
ワークショップを相次いで行う。

 

2月24日(日)から27日(水)に、英国の劇団「グレイアイ・シアター・カンパニー」の芸術監督で、ロンドン・パラリンピック開会式の共同ディレクターを務めたジェニー・シーレイを講師に迎え、演劇ワークショップを開催する(英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルとの共同主催)。入門編の後、障がいのある人が3日間を通して、演劇創造の方法を実践的に試み、今後創作の現場を担う人材として活躍する可能性を探る内容になることが特徴。 日本・英国・バングラデシュ 3か国の障がいのあるアーティストが参加する『テンペスト』上演(2020年6月)に向けてのファーストステップとなる予定だ。

 

その他、3月11日(月)には、障がいの有無や年齢・性別・経験等に関わらず、身体の動きを通して交流するインクルーシヴダンスのワークショップをあうるすぽっとで開催する。講師はイギリスを拠点に活躍するダンスカンパニー「ストップギャップ」の芸術監督ルーシー・ベネットと、カンパニーのメンバー。また、共催事業として、3月16日(土)には、知的・発達障がい児(者)にむけての劇場体験プログラム「劇場って楽しい!!」、17日(日)には舞台手話通訳に関するシンポジウムを開催する。

 

担当者は、「障がいの有無に関わらず、お互いが理解し合える社会を目指して、劇場でも様々な取り組みを続けています。この機会に是非体感してみてください」と呼び掛けている。

 

 (C)Alison Baskerville

(C)Alison Baskerville

【ジェニー・シーレイによる2020クリエーションのためのワークショップ】
・入門ワークショップ:2月24日(日)13:00~17:00、20名(受付終了)、
ブリティッシュ・カウンシル(新宿区神楽坂1-2)地下2階 大会議室
・3日間連続クリエーションのためのワークショップ:
2月25日(月)~27日(水)13:00~16:00、 20名(※障がいがある方限定)、
東京芸術劇場 地下2階 リハーサル室  ・費用:無料
・主催:ブリティッシュ・カウンシル/あうるすぽっと(公益財団法人としま未来
文化財団)/豊島区

 

【ストップギャップダンスカンパニー インクルーシヴダンスワークショップ】
・日時・会場:3月11日(月)14:00~20:00、20名程度(受付終了)、あうるすぽっと
・講師:ルーシー・ベネット、ストップギャップダンスカンパニーメンバー
※見学受付中。ご希望の方は、ws@owlspot.jpまでご相談ください
・主催:あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)/豊島区

・各ワークショップ詳細はURL参照 https://www.owlspot.jp/

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