6/1-6/29 文化と風景。箕輪町魅力写真展

s 古田人形

本日、6月1日(木)から、豊島区役所4階の「まるごとミュージアム」で、長野県箕輪町の文化や風景を集めた写真展を開催している。期間は6月29日(木)まで。
 
s 展示風景
 
長野県箕輪町と豊島区は、さまざまな交流を経て、平成17年4月には防災協定を締結し、相互で職員を派遣する人事交流を平成19年度から継続的に実施。さらに観光物産展への参加など多様な交流を続けてきた。また、ともに世界保健機関(WHO)が推奨するセーフコミュニティ推進都市として平成25年度に国際認証を受けるなど、ともに区民・町民の福祉の向上に歩んできた。
 
去る5月27日(土)には、箕輪町のセーフコミュニティの再認証の式典に豊島区としても祝意を示すため、水島正彦副区長が区長代理で箕輪町を訪問した。その機会に、豊島区と箕輪町、そしてお互いのケーブルテレビ局である豊島ケーブルネットワーク(としまテレビ)と伊那ケーブルテレビジョンとが四者で協定を締結した。この協定は、映像を活用して豊島区と箕輪町の区民・町民にお互いの魅力を共有していくことを目的としたもの。
 
こうした10年以上の交流の積み重ねを、映像の力を用いてさらにバージョンアップしていくため、本年はさまざまな企画を区・町の双方で展開していくこととしている。
 
今回の「まるごとミュージアム」での箕輪町の文化や風景の写真展の開催もその一つ。
 
箕輪町企画振興課みのわの魅力発信室の清水ちふ美係長は、「私自身も派遣交流で、豊島区で働かせていただき、区の文化や観光に魅せられた。新庁舎に『まるごとミュージアム』ができたと聞き、ぜひ、箕輪町の古くから伝わる伝統行事や長野県選択無形文化財の古田人形芝居、四季折々の風景など、箕輪町の魅力を豊島区民の方の心の財産として共有していただければと思っている」と豊島区への思いを語る。
 
今後も、7月29日(土)に箕輪町で開催の「みのわ祭り」に、豊島区のよさこいが披露されるほか、豊島区ブースが設けられ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメダル製作に原材料として用いられる使用済みの携帯電話等の回収事業「みんなのメダルプロジェクト」の箕輪町出張が行われる。また、8月19日(土)には、豊島区役所1階のセンタースクエアにて、古田人形芝居の紹介、展示など箕輪町の魅力を発信するイベントの開催も決定している。
 
「まるごとミュージアム」の展示に合わせて、こうした今後のイベント情報なども豊島区民の関心を集めることが期待される。

 

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