■会期:2019年6月12日(水)~18日(火)
■会場:西武池袋本店 6階 西武アート・フォーラム ※最終日は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。
愛知県立芸術大学で日本画を学び、院展に出品する俊英7名による新作展です。いずれも各方面で活躍が注目されている作家たちです。歴史絵、動物画、風景画など、それぞれの個性が光る作品を展覧します。
経験の浅い若いころほど気概や反骨精神に溢れております。いつまでもこの時の気持ちを忘れず、息の長い作家であってほしいという願いから「青二会」といたしました。愛知県立芸術大学を卒業した作家たちによる展覧会です。どうぞご高覧ください。
日本美術院同人・理事 松村 公嗣
●出品作家(五十音順・敬称略)河本 真理、岸本 浩希、南里 康太、阪野 智啓、藤城 正晴、栁沢 優子、山口 貴士
【出品作品例】
藤城 正晴 「Pigment#10」
作者が昨年より取り組んでいる岩絵具そのものの美しさを描いた作品です。岩絵具の色に正面から取り組んで、そのものをズバリ描いています。
【藤城 正晴 profile]
1983年 愛知県に生まれる
2006年 春の院展 初入選、院展 初入選
2007年 愛知県立芸術大学大学院日本画専攻修了
2008年 同大学大学院研修過程修了
現在:日本美術院院友
阪野 智啓 「八艘飛び」
華麗な軍略と悲劇的な最後で多くの伝説を生んだ源義経に題材を求めた作品です。壇ノ浦の戦いで、敵将の能登守・平清盛の猛追に、船を次々と飛び移るさまを描いています。
[阪野 智啓 profile]
1975年 愛知県に生まれる
2002年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了
2003年 院展 初入選
2004年 春の院展 初入選
2017年 院展 奨励賞
現在:日本美術院院友 愛知県立芸術大学准教授
河本 真理 「かおり」
優しい色調と確かな技術で定評のある河本真理は、各地の個展やアート・フェアでも人気を博している今注目の作家です。泰山木(たいさんぼく)にメジロと雀を配した京都画壇を彷彿とさせる画面構成は、品格の高い作品を生んでいます。
[河本 真理 profile]
1990年 愛知県に生まれる
2013年 春の院展 初入選、院展 初入選
2014年 愛知県立芸術大学日本画専攻卒業、卒業制作 桑原賞
2016年 同大学大学院博士前期課程修了、修了模写 大学買上げ
2016年 院展 奨励賞・天心記念茨城賞
現在:日本美術院院友、愛知県立芸術大学非常勤講師
山口 貴士 「夏方」
作者はヨーロッパ各地の風景を描き、人気を博しています。掲載の作品はドイツのホーエンツォルレン城。見上げる空にゴシック様式の尖塔がシルエットとなって浮かんでいます。金箔をマチエールに使い、重量感のある作品です。
[山口 貴士 profile]
1982年 愛知県に生まれる
2006年 愛知県立芸術大学日本画専攻卒業
2006年 春の院展 初入選、院展 初入選
現在:日本美術院院友
西武池袋本店
住所:171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3981-0111(大代表)
営業時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)
ホームぺージ: https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/