高齢者向け「おとな食堂」で中高生がボランティア活動も
中高生センタージャンプでは、8月24日(土曜日)まで「ジャンプ若者食堂」を開催している。
長期休暇で孤食になりがちな子ども達に、無料で昼食を提供する「若者食堂」は、昨年の夏休みにスタートした。今回は、地域のボランティアと立教大学、帝京平成大学大学院の学生ボランティアが運営し、日替わりで手作りの食事を提供している。
中高生が不安を感じやすい夏休み当初(7/22~27)と、二学期スタート前(8/19~24)に開催し、ボランティアとの関わりの中から悩みなどを汲み上げ、自死や不登校の予防につなげることが狙いだ。7月実施の前半には、連日15名程の子ども達が参加し、友人やスタッフと会話をしながら食事を楽しんだ。
なお、ジャンプ東池袋では、同施設1階の「フレイル対策センター」で毎週水曜夕方に開催中の高齢者向け「おとな食堂」にてボランティア活動も行なっている。ジャンプを利用している中高生1~2名が受付や配膳等の手伝いをし、普段接することの少ない高齢者との交流が生まれている。
ジャンプ東池袋の担当者は「食を通して信頼できる人との会話があり、そこに仲間がいて、自分も役に立つ事が出来る。そんな機会を一人でも多く経験して欲しい。」と話している。
ジャンプ若者食堂 概要
◆実施日:令和元年7月22日(月)~27日(土)
8月19日(月)~24日(土)
◆時 間:主に12:00~14:00(食数に限りがあります)
◆場 所:豊島区立中高生センター「ジャンプ東池袋」(東池袋2-38-10)
◆内 容:ジャンプ東池袋の利用者で希望する方に日替わり料理を無料で提供。