東武百貨店 池袋本店で、2020年1月31日（金）～2月6日（木）までの7日間、8階催事場にてナチュラル&オーガニックフェスが開催されています。
健康志向が高まる現在、お店などでナチュラル、オーガニックという言葉が多く見られるようになりました。「なんとなく身体に良さそう・・・」というイメージがあるものの、「なじみが薄い」「価格が高そう」などの理由でどこか敷居の高さを感じている人も多いのでは？
そこで、オーガニック＝楽しい、可愛い、美味しいという素敵な方程式を打ち出し、この広がるナチュラル＆オーガニック市場に注目したのが東武百貨店。
自然由来の素材を使ったコスメや雑貨、フードまで約60ブランドが登場する「食と、コスメと、やさしいくらし ナチュラル&オーガニックフェス」では、心と身体を豊かにする「心地よい」アイテムが大集結！今回はその中からココシル編集部オススメの店舗をご紹介します！
魅力的な「規格外品」をゲットしよう！「フリフル」（出店期間：1/31-2/2）
あまりの安さに思わず「えっ？」と声が漏れる
作り手直送のため、鮮度の高さも魅力的
第三回目を迎える今回の「ナチュラル&オーガニックフェス」のコンセプトのひとつは「食品ロス対策」。
今回百貨店において初出店を果たすフリフルは「もったいないをフードシェアへ」というコンセプトのもと、食品ロスの現状を伝えるために規格外品の果物を無料で届けたり、生産者から直接低価格で購入したりできるサービスを行っています。
本催事でも鮮度の高い野菜や果物をお買い得価格で提供していますが、驚かされるのは、その安さはもちろん、これが本来大手の店舗に並べられることのない「規格外品」であるということ。
捨てられてしまうはずの「規格外品」には魅力がいっぱい
ニンジン詰め放題。小ぶりなので切る手間も省ける
しかし、個性的なかたちのしいたけは見れば見るほど愛着がわいてきますし、「小さすぎるから」という理由で規格外にされたニンジンたちは一人暮らしの方や年配の方にはむしろちょうどいいという声も。実際この「フリフル」の野菜たちは大好評で、開店から2時間弱でほぼ完売していました。
自然の色彩＝インスタ映え？！ 「オーガニックロッカー」
店舗の佇まいだけですでにインスタ映え
性善説にのっとった（？）お会計箱
まさに極彩色！！大分県産のニンジン（¥420）
こちらも百貨店初出店のオーガニックロッカーは、本所吾妻橋にお店を構える都市型無人販売所。
農家の近くに野菜の無人販売所があるのを見かけることがありますが、オーガニックロッカーはそのコンセプトを受け継ぎ、「自然な暮らしをお手軽に」をコンセプトに、とれたての新鮮な無農薬野菜、そしてそれを使用した家庭料理を提供（こちらは有人）しています。
「フリフル」同様、本催事でも個性的な野菜たちがお得な現地価格で並んでいます。特に「葉を目当てに買いに来る人も多い」という大分県産のニンジンは非常にユニークで、その鮮やかな色彩も特徴的。
私たちはオーガニック＝地味というイメージを抱きがちですが、自然の色彩とは本来こんなにも華やかなのだと感じさせてくれます。同行者も「映（ば）えしかない・・・」と絶句。
花春巻き 各種¥648（税込） ＜数量限定・東武限定価格＞
東武限定の「ベジ巻き 温活ケールの梅ミソ和え」
こちらは本店でも人気の「花春巻き」。無農薬野菜を使用し、ポーク本来の味わいが楽しめる人気商品です。催事場の厨房でその日販売する分しか製造していないということで、数量限定の逸品となっています。ぜひお試しあれ。
そのひと口が、忘れていた記憶を呼び起こす。 「ハッピーチョコレート」
厳選されたブランドのチョコレートが集う
ブランド「ファイヤーツリー」「オセロット」は日本初上陸
日本初上陸（！）を含むスイス、アメリカ、ペルーなど5ブランド16種類のチョコレートを販売するハッピーチョコレート。
カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことをBean to Bar（ビーントゥバー）と言いますが、巷に多く出回っているハイブリッド豆を使用したものではなく、あくまで純粋なカカオを使用したブランドのチョコレートを集めて販売しています。
「まるでファッションアイテムのような」オシャレなパッケージにも注目。
ブランド「アマノ」のチョコレート。ブランド名には「手作り」「みんなが愛する」という想いが込められている
店舗の方々のお話を聞いていると、Bean to Barの世界はワインのようにとても広範で、奥深いものだと思えてきます。チョコレート初心者の自分にはどんなものが合っているのか聞いてみたところ、オススメされたのがブランド「アマノ」のチョコレート。
試食させていただくと、舌に優しく触れるクリーミーさ、後からやってくるローズの妖艶な香りと、味が何層にも分かれていて、まさにワインを味わっている時のような奥深さ。
「んー、これは何かの味に似ているな、何だろう・・・」とつい物思いにふけってしまいます。普段食べているチョコレートではなかなかこんな現象は起こりませんね。
NATURAL &ORGANICがもっと好きになる！
会場風景
ユニークな「あわたま」のマークが可愛い「NATURE FUTURe」。フリーズドライスープを販売
竹素材で作られた「エコーヒーカップ」はウィリアム・モリスの瀟洒なデザインが目を引く
「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」は食事系パンケーキやアサイーボールなどを提供するイートインスペースを展開。お昼どきとあって大盛況
トークショーなどの体験型イベントも充実している。こちらはインド占星術のセッション案内と「12星座のアロマルームスプレー」
この他にも、オーガニック食材を使った食事系パンケーキが大人気の「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」や希少価値の高いオーガニック抹茶が楽しめる「THE MACHA TOKYO」、チョコレートパック手作り体験やトークショーなどの体験型イベントなど、紹介できない店舗やイベントが目白押し。
同日から同会場で開催されているフェア「ショコラマルシェ」と相まって、非常に注目度の高いイベントとなっています。
「いいね！」から始めるORGANIC LIFE
自然と客と店員の間で会話が弾む
「オーガニックと聞いて、気になるけどちょっと難しいかなって思われる方は多いかもしれません。だからまず自分にとってのメリット、『可愛い』『美味しそう』そこから入っていただいて、まずは1アイテム。ひとつ自分の暮らしの中に取り入れていただくだけでいいと思うんです。そうしたら、ぜひ販売員の方とお話してみてください。単なる売り買いだけじゃない、素晴らしい発見があると思います」
そう語ってくださったのは、本催事を担当された東武百貨店の志村典子さん。
今、地球環境に対する関心は高まっています。環境活動家の少女、グレタ・トゥーンベリさんのような存在に注目が集まるのも、そういった流れを表しているといえるでしょう。
でも、眉間にシワを寄せて議論するのだけが環境対策じゃない。もっと楽しく、心地よく。
おいしいスイーツや素敵なコスメ、私たちの「いいね！」が明日の世界を「ちょっとだけ」良くするのかもしれません。
東武百貨店の「食と、コスメと、やさしいくらし ナチュラル&オーガニックフェス」は2/6（木）までの開催です。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
【概要】
タイトル:ナチュラル&オーガニックフェス
期間:2020年1月31日（金）～2月6日（木）／営業時間:午前10時～午後８時（※最終日は午後6時閉場）
場所:東武百貨店 池袋本店 8階催事場
