西武池袋線椎名町駅自由通路にある椎名町駅ギャラリー(長崎1-1-22)で、「マンガの聖地としまモニュメント設置記念展」が「マンガの聖地を歩いてみよう!」をテーマに開催中です。期間は平成28年11月末まで。
同駅名の「椎名町」は、現在の豊島区南長崎地域の旧町名。かつてこの町には、手塚治虫をはじめとする、日本を代表するマンガ家が暮らしていたトキワ荘があったことで知られています。
「椎名町駅ギャラリー」は平成23年の椎名町駅舎の改修工事に伴って整備された、地域の文化や伝統工芸を紹介するスペースになっています。
今回は、4月に設置された、西武池袋線東長崎駅自由通路(長崎5-1-1)の「ジャングル大帝・レオ&ライヤ」、南長崎スポーツ公園(長崎4-13-5)の「背番号0・ゼロくん」のモニュメントについて、それぞれの作者のプロフィールや解説をパネルで展示。かわいいキャラクターたちのカラー絵を見ることが出来ます。
さらに、モニュメントの設置は今後、第2・第3弾と続き、次回はトキワ荘に入居していた「ラーメン大好き小池さん」のモデルとなった、鈴木伸一氏(アニメ作家・杉並アニメーションミュージアム館長)の作品のモニュメントが12月に設置予定。
区の担当者は、「椎名町駅と東長崎駅のエリアには、マンガ家たちが暮らした当時を感じることが出来る場所がたくさんあります。街歩きに疲れたら“トキワ荘通りお休み処”(南長崎2-3-2)でゆっくりマンガを読んでみては。」と話している。
ギャラリーを観賞したあとにトキワ荘のゆかりのスポットやモニュメントを訪れてマンガ文化の知識を深めてみるのはいかかでしょうか。
椎名町駅案内窓口で街歩きマップを配布しています。
(注釈:手塚の塚は旧字)
期間:平成28年11月末まで(予定)
場所:西武池袋線椎名町駅自由通路 椎名町駅ギャラリー(長崎1-1-22)
主催:豊島区
問合せ:文化観光課 電話:03-3981-1316