6月25日の公開を予定している劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』の先行上映会がグランドシネマサンシャイン池袋にて開催されました。
当日は劇中バンド「Roselia」声優陣(相羽あいな(湊友希那役) /工藤晴香(氷川紗夜役)/中島由貴(今井リサ役)/櫻川めぐ(宇田川あこ役)/志崎樺音(白金燐子役))と柿本広大総監督、三村厚史監督らが登壇。その舞台挨拶の様子をレポートいたします。
『BanG Dream!』とは?
BanG Dream!(バンドリ!)は、『月刊ブシロード』で連載された同名の漫画作品をもとにしたメディアミックスプロジェクト。原作・ストーリー原案には、約10年間のバンド活動や作詞の経験もある小説家の中村航氏が起用され、さらに各キャラクターを担当する声優が実際にバンドを組み、ライブでは作中のキャラクターにちなんだ楽器を演奏しています。
プロジェクトのキャッチコピーは、「キャラクターとリアルライブがリンクする! 次世代のガールズバンド・プロジェクト」。
まさに圧巻!の「Roselia」ライブ体験
今作は4月23日公開の劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ:約束』の続編にして、二部作の完結編。
『Ⅰ:約束』ではボーカル担当・湊友希那が「FUTURE WORLD FES.」出場を目指す理由などが描かれていたそうですが、本作ではバンドメンバーの少女たちが互いに心を通わせ合い、成長していく過程が丁寧な心理描写とともに描かれています。
実は自分は前作を観ておらず、今作がはじめての「バンドリ!」体験だったわけですが、劇中のライブ演奏のクオリティには驚かされました。音響のみならず、演者たちの立ち姿やちょっとした仕草など、観る人を圧倒的なライブ体験へと誘うさまざまな仕掛けが満載。ライブシーンに関しては、前作よりもクオリティ・ボリュームともにパワーアップしているそうです。
前作を経て、さらなる進化を遂げる「Roselia」
舞台挨拶は湊友希那役、相羽あいなさんのMCで進行。
前作の反響について聞かれた三村監督は「とても良い反響をたくさんいただきました。特に『泣いた』という反応にはグッときましたね」とエゴサーをして感想を調べていたことを告白。
相羽さんは北海道に住む母親が劇場に足を運んだことについて触れ、「東京に住んでいるので地方の劇場ことはわからないのですが、どうやら北海道の映画館には本当に老若男女!色々な方が来ていらっしゃったようで、母も感激していました」と話していました。
続いての話題はネタバレに細心の注意を払いつつ、本編の楽曲やオープニング映像について。
櫻川さんはオープニング映像を初めて観た時の衝撃を「ビックリ、感動、大スペクタクル」と表現。一人で観ていたという工藤さんは「感激して思わずひとりでハイタッチしました」と語り、会場を沸かせていました。
また、今回新しく追加された楽曲についても「メロディラインだけであんなに泣いたのは初めて」「コーラスを重ねているので音の厚みが素晴らしい」など、そのクオリティの高さと抒情性についてメンバーの口から次々に賞賛の声が飛び出していました。
舞台挨拶の終わりには、観客に向けて一言ずつメッセージが寄せられました。志崎さんは「Roseliaの集大成のような映画。この映画を通じてもっともっとBanG Dream!、Roseliaのことを知って、愛していただきたいです」
中島さんは「前作で観たあの場面が・・・!という発見もあって、細かいところまで楽しめる映画になっていると思います。この作品をキッカケにゲームも遊んでいただけたら嬉しいです」ど、それぞれの想いを口にしました。
締めくくりに相羽さんから「それぞれのキャラクターの成長を感じられる「Song I am.」は宝物のような作品。もっともっと大切にしてきたいと思いますし、ぜひたくさんの人に観ていただきたいと思います」と今作への熱い意気込みが語られ、先行上映会は盛況のうちに幕を閉じました。
本作品の一般公開は6/25(金)からです。