プロの技を間近で見られる貴重なイベント、体験メニューも満載
2回目となる本展は、歌舞伎を体験できるイベントが満載。初心者歓迎の歌舞伎のいろは話や、超歌舞伎の裏話などのトークイベント。大道具や小道具、床山や衣装、長唄など歌舞伎にかかわるプロの技を目の前で見られる貴重な講座を開催します。さらに、自分自身で体験できるワークショップも開催、歌舞伎の世界にふれ合えるまたとない機会です。
歌舞伎の世界展The 2nd~KABUKIとふれ合おう~
■会場:本館7階(南)催事場 ■会期:2018年12月27日(木)~2019年1月6日(日)
*12月31日は午後7時、12月30日、1月1日~3日は午後8時
最終日は午後6時閉場入場は各日閉場時間の30分前まで
■入場料:一般・大学生800円 高校生以下無料
■主催:「歌舞伎の世界展」実行委員会
■後援:豊島区、豊島区教育委員会 ■企画製作:松竹株式会社、西武池袋本店
歌舞伎の歴史をたどる豪華衣裳の展示
2回目となる本展は衣裳の展示が8点に増え、その衣裳と共に錦絵や小道具、映像なども展示します。江戸時代より古く、主に武家社会を描いた「時代物」、江戸時代の町人社会、世相風俗を扱った「世話物」、娘道成寺などの「舞踊」、そして『NARUTO-ナルトー』などの「新作」まで400年以上続く歌舞伎の演目を、衣裳や小道具、貴重な映像などで体感いただきます。
参加型コンテンツで、歌舞伎の世界とふれ合える
歌舞伎を知らない人にも分かりやすくその「いろは」を解説するトークイベントや、歌舞伎の小道具づくりをプチ体験できるワークショップ、隈取のボディペイント体験や、登場人物に扮して記念撮影ができるコーナーなど、見て、触って、歌舞伎の世界を体感できる内容が盛りだくさん。
★トークイベント
●歌舞伎のいろはトーク<黒衣(くろご)先生>
“日本の伝統芸能である歌舞伎―。”しかしながら、用語が判らないなどの理由により、取っつきにくいイメージがある方も多いのではないでしょうか。この講座は、お馴染みの黒衣(黒装束で舞台上の進行する介添え)が、歌舞伎の成り立ちから、時代背景や専門用語、さらには本展示会の内容に沿ってジャンルや演目まで歌舞伎を初めてご覧になる方にも分かりやすく解説いたします。
※トークの内容は各回ごとに異なります。
■会期・時間:
(い)2018年12月27日(木)午後5時から
(ろ)2018年12月28日(金)午後3時から
(は)2019年1月4日(金)午後5時から(各回約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア
★トークイベント
ギャラリートーク
■会期・時間:2019年1月6日(日)午後2時から(約30分)■観覧無料
歌舞伎の脚本を手掛ける松岡 亮氏[松竹(株) 演劇製作部芸文室]が展示会場をご案内しながら展示内容についての解説を行います。これを聞けば、「歌舞伎の世界展The 2nd」の鑑賞がより身近で楽しいものになること請け合いです。
超歌舞伎裏話
■会期・時間:2019年1月6日(日)午後4時から(約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
「ニコニコ超会議」にて、NTTの最新技術を融合させ、日本の伝統芸能である歌舞伎の新たな魅力を引き出した“超歌舞伎”。 その生みの親でもある脚本家・松岡 亮氏によるトークショーです。
前代未聞の取り組みで、大反響をよんだバーチャル・シンガー初音ミクとのコラボなど、貴重な製作秘話を対談形式でお聞きいただけます。[対談相手: 窪寺祐司]
プロフィール=松岡 亮
松竹(株)演劇製作部芸文室 所属
「今昔饗宴千本桜」を始めとした超歌舞伎作品の脚本を担当。このほかの脚本作品に第43回大谷竹次郎賞を受賞した『壽三升景清』などがある。また海外向けの歌舞伎紹介番「KABUKI KOOL」(NHKワールドJAPAN制作)の監修を番組開始から担当している。
プロフィール=窪寺 祐司
松竹(株)演劇開発企画部・演劇ライツ室 室長
歌舞伎座監事室を経て、さまざまな歌舞伎をはじめとする演劇公演の宣伝を手がけた。また、巡業の事務局としても随行。最近ではアニメにおける歌舞伎パートの監修、歌舞伎グッズの監修など、歌舞伎の面白さを発信することに力を注ぐとともに、各地で歌舞伎普及のための講演も行う。
「歌舞伎の世界展The 2nd」の見方・ギャラリートーク
■会期・時間:2018年12月29日(土)午後5時から(約30分)
■観覧無料
本展を「楽しく見る」ことを目的に、松竹(株)、(株)そごう・西武の本展担当者が掛け合いトークを行います。館内の見どころを一緒に巡りながら、本展開催や展示にまつわるこぼれ話を中心にご案内いたします。難しい解説ではありません。肩の力を抜いてご参加ください。
きっと役立つ歌舞伎豆知識〈金田 栄一氏〉
■会期・時間:2018年12月30日(日)午後1時から(約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
歌舞伎早分かり講座〈金田 栄一氏〉
■会期・時間:2018年12月30日(日)午後3時から(約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
数々の講座でお馴染みの金田栄一氏が歌舞伎鑑賞だけでは知りえない、より歌舞伎を楽しむためのコツをご案内いたします。豊富な知識と経験に培われた内容は歌舞伎製作秘話を対談形式でもとより、くわしいお客さまにもご満足いただける内容です。
プロフィール=金田 栄一
歌舞伎座舞台(株)顧問。 1971年立教大学卒業後松竹(株)入社。歌舞伎座支配人、演劇本部ゼネラルマネージャーを経て、(株)伝統文化放送代表取締役社長、歌舞伎座舞台(株)代表取締役社長を歴任し現職。
★歌舞伎プロフェッショナル講座
-大道具篇-〈歌舞伎座舞台(株)〉
歌舞伎の舞台に欠かせない大道具。歌舞伎座舞台の画工によるライブペインティングを披露します。
歌舞伎舞踊の演目のひとつである「娘道成寺」の展示内容(書き割り)を完成させる様を目の前でご覧いただけます。
■会期・時間:2018年12月27日(木)午後3時から、2019年1月5日(土)午前11時から(各回約30分)
■定員:ご着席20名および立ち見エリア ■観覧無料
※会場でのイベントの様子
-衣裳篇-〈松竹衣裳(株)〉
歌舞伎の舞台の華といえる豪華絢爛な衣裳。普段は目にする機会のない、舞台衣装の着付け(大人・お子さま各1名)を実際にお客さまの目の前でご覧いただけます。
■会期・時間:2018年12月28日(金)午前11時から/午後1時から(各回約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
歌舞伎の舞台の華といえる豪華絢爛な衣裳。普段は目にする機会のない、舞台衣装の着付け(大人・お子さま各1名)を実際にお客さまの目の前でご覧いただけます。
※会場でのイベントの様子
-小道具篇-〈藤浪小道具(株)関 慶人氏〉
歌舞伎の世界観を支える小道具。 ここでは普段はめったに聞くことができない小道具方の仕事内容や仕掛けなども、展示内容に沿ってわかりやすく解説いたします。
■会期・時間:2019年1月4日(金)午後1時から/午後3時から(各回約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
■講師:藤浪小道具(株)関 慶人氏
歌舞伎の世界観を支える小道具。 ここでは普段はめったに聞くことができない小道具方の仕事内容や仕掛けなども、展示内容に沿ってわかりやすく解説いたします。
※画像はイメージ
-床山篇-〈東京鴨治床山(株)細野裕二氏、宇田川雄一氏〉
歌舞伎ならではの床山の仕事を実際にご覧いただきます。さまざまな役柄や、時に人間以外も登場する歌舞伎の登場人物を彩るかつら。あっとおどろく仕掛けなども、ご紹介いたします。
■会期・時間:2018年12月29日(土)午後1時から/午後3時から(各回約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
■講師:東京鴨治床山(株)細野裕二氏、宇田川雄一氏
カブキMusic-長唄篇-〈長唄三味線方 柏 要二郎氏〉
長唄三味線方、柏 要二郎氏をお迎えします。歌舞伎の音楽、長唄について実演付きで初めての方にも分かりやすく、その役割や音色をお楽しみいただけます。
■会期・時間:2019年1月5日(土)午後4時から/午後5時から(各回約30分)
■定員:ご着席30名および立ち見エリア ■観覧無料
■講師:長唄三味線方 柏 要二郎氏
プロフィール=柏 要二郎氏
一般社団法人長唄協会会員 長唄柏流同門会常任理事 尾上菊五郎劇団音楽部
1983年(昭和58年)東京生まれ。 父は三代目柏伊三郎(かしわいさぶろう)。
5歳の時に今藤文子師に入門し6歳で初舞台を踏む。 平成15年10月歌舞伎座にて柏誠一を名乗り歌舞伎座初出演。平成16年4月柏流同門会より柏要二郎の名を許される。平成27年5月尾上菊五郎劇団音楽部に入部し、歌舞伎専従の長唄三味線方となる。平成28年7月公文協巡業の『鳴神』にて初めて黒御簾の舞台師を勤める。またこの巡業で初めて幕外の大薩摩も勤める。平成29年1月新春浅草歌舞伎の『棒しばり』にて初めて歌舞伎本興行での立三味線を勤める。海外公演、メディアなどにも多数出演。
★体験イベント・ワークショップ
KABUKIボディペイント
歌舞伎の隈取(くまどり)をワンポイントでペイント。「ニコニコ超会議2018」の会場でも大人気だった「KABUKIボディペイント」をお楽しみいただけます。(化粧品協力:三善)
※ボディペイントはメイク落としなどで簡単に落とせます。
■会期・時間:2018年12月29日(土)午前11時から、12月31日(月)午前11時から/午後3時から、
2019年1月1日(火・祝)午後1時から、2日(水)午前11時から、1月4日(金)午前11時から、1月6日(日)午前11時から (所要時間:お一人さま1回約5分)
■定員:各回10名 ■参加費:無料
小道具作りワークショップ~大福帳を作ろう&塗り絵~
江戸時代のお店につきものの小道具「大福帳」を、自分で作ってみるワークショップです。
■会期・時間:2018年12月30日(日)午前11時から、31日(月)午後1時から、
2019年1月1日(火・祝)午前11時から/午後3時から、5日(土)午後1時から
(各回約30分)
■定員:各回10名
■参加費:無料
お江戸の身だしなみ匂い香教室
お香の専門店松栄堂が、伝統的な和の香りをご紹介。香りの素材を自由に組み合わせて、オリジナルの匂い香をつくります
■会期・時間:2019年1月2日(水)午後1時から/午後3時から/午後5時から(各回約50分)
■定員:各回15名
■参加費:1,000円
効果音体験
波の音や雨の音…歌舞伎で使用される音がどのようにつくられるのかを体験いただけます。
レプリカ衣裳を着てみよう
『義経千本桜』の佐藤忠信(ただのぶ)のなりきり衣裳を着て記念写真を撮りましょう!
かぶきにゃんたろうグリーティングベント
■会期・時間:2019年1月3日(木)午前11時から/午後1時から/午後3時から(各回約30分)
■観覧無料
歌舞伎公式PR大使歌舞伎にゃんバサダーである”かぶきにゃんたろう”が「歌舞伎の世界展」のステージに登場!一緒に写真を撮っていただけます。
※撮影用のカメラは、お客さまご自身でご持参ください。
※会場内の混雑状況により写真撮影ができない場合もございます。あらかじめご了承ください。
〈参加方法〉
「ギャラリートーク」「グリーティングイベント」以外のイベントにつきましては、開催当日の午前10時から、7階(南)=催事場「歌舞伎の世界展 The 2nd」展示会場入口チケット売場横にて、「ご着席整理券」をお一人さまにつき1枚配付いたします。
各イベントは会場内での開催となりますので、「歌舞伎の世界展」の入場券をご購入のうえ展示会場内の開催場所へお集りください。
※イベントは予告なく変更・中止になる場合がございます。
※くわしくは売場係員におたずねください。
和カフェ「歌舞伎茶屋」が登場
歌舞伎座の地下2階にある和カフェ「歌舞伎茶屋」が登場。歌舞伎座限定の隈取チップがトッピングされたあんみつやぜんざいなど歌舞伎ファンにはおなじみのスィーツをお楽しみいただきます。
<メニュー例>・あんみつ601円(写真)・ぜんざい601円
・団子アイス601円 ・竹炭コーヒー500円ほか
歌舞伎グッズ販売コーナー
歌舞伎モチーフグッズや歌舞伎関連書籍を販売します。
<商品例>
松竹歌舞伎屋本舗/かぶきにゃんたろう ぬいぐるみ2,160円
松竹歌舞伎屋本舗/カプセルトイ 十代目松本幸四郎襲名記念
フィギュア(全5種、カプセルサイズ直径73㎜)500円
松竹歌舞伎屋本舗/歌舞伎あぶらとり紙(全3種)346円
小学館/漫画本 鼻紙写楽(一ノ関圭 著)1,944円
「歌舞伎の世界展 The2nd ~KABUKIとふれ合おう~」に、一ノ関圭による絵本原画の展示決定!
『絵本 夢の江戸歌舞伎』(岩波書店刊)は、江戸時代の歌舞伎が持っていた熱狂性を紙上で再現できないか、という発想から生まれた絵本です。絵を担当したのは、圧倒的な画力をもち、漫画家の中にもファンが多数いる一ノ関圭。徹底的に取材を行い、完成までに8年を要しました。
今回は、『絵本 夢の江戸歌舞伎』より「いよいよ初日、木戸前の賑わい」と「出を待つ役者たち」の原画を会場に展示します。ひとりひとり丹念に描きこまれ、それぞれにストーリーを感じる歌舞伎の世界をじっくりとご鑑賞いただけます。
また原画展示を記念し、会場外ショップにてサイン入りの絵本、また同じくサイン入りの一ノ関の最新作『鼻紙写楽』を販売いたします(サイン入りは数量限定、無くなり次第終了)
西武池袋本店
住所:〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3981-0111(大代表)
営業時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)
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