【実食レポ】あんこ好き集まれ~!池袋に大人気のあん食パン専門店「PANTES」がオープンしました

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福井発のあん食パン専門店「PANTES(パンテス)」が2022年9月9日、池袋にオープンしました。

粒あん、こしあんを使用した看板商品「あん食パン」をはじめ、アールグレイやいちごミルク、モンブラン、枝豆&チーズなどバリエーション豊富な食パンが多数展開されているパン屋さんです。

さっそく店舗に伺ってきましたので、PANTES池袋店の店舗の様子や販売商品についてご紹介します。

空前の食パン専門店ブームがいったん終結の気配を見せている今日この頃ですが、福井名物との呼び声も高い同店はそんな空気をものともしない盛況ぶりでした!

 

PANTES池袋店

PANTES池袋店

 

福井発のあん食パン専門店「PANTES(パンテス)」が池袋に上陸!

 

2006年に福井県で創業したPANTES(パンテス)

「王様のブランチ」をはじめ、TVや雑誌などさまざまなメディアで取り上げられているほか、全国の催事にも精力的に出店しているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

小豆あんや芋あんなどの「あん」を渦巻き状に混ぜた食パンをメインに販売するパン屋さんで、地元の人々だけでなく県外にもリピーターの多い、福井県を代表する有名店の一つです。

看板商品は「あん食パン」

オリジナル配合のブレンドこむぎと、北海道十勝産の小豆を100%使用したこだわりの逸品で、あんこ好きからもパン好きからも一目置かれる食パンなのだとか。

24時間以上かけて超低温熟成発酵させた生地を、じっくり蒸し焼きに近い焼き方をすることで水分を逃がさず、きめ細やかでしっとり&もっちりとした食感を実現しているそうですよ。

 

<PANTES池袋店 所在地> 東京都豊島区池袋2丁目23−4 国土池袋ビル 1F

 

このたびオープンしたPANTES池袋店は福井にある本店、東京の自由が丘店に続く3店舗目。(2022年9月現在)

池袋駅からだと、西口(中央)方面から出て正面に伸びる大通り(都道441号線)を要町駅方向に直進すると、徒歩7分ほどで右手側に見えてきます。

または、池袋駅の地下通路でC1出口まで行って、そこから大通り沿いを直進すると3分ほどで到着します。こちらのほうが分かりやすいかもしれません。

 

まるで雑貨屋さん!おしゃれに陳列された食パンたち

 

PANTES池袋店 外観

PANTES池袋店 外観

 

看板商品の「あん食パン」の模様を表現したロゴマークが目印。ピンクの外観がかわいらしいです。

 

店内の様子

店内の様子

 

あたたかな雰囲気の店内に入ってみると、まずパッケージされたパンが壁にフックで吊るされていることにビックリ!

 

陳列の様子

陳列の様子

 

パン屋さんということで、トレーとトングをもつあの定番スタイルを想像していたのでかなり意表を突かれました。斬新ですね~。なんだかおしゃれな雑貨屋さんみたいです。

福井から直送されたパンは1枚ずつ個包装で販売されているので、1枚ずつ購入していろいろな味を試しやすいです。(粒あん、こしあんの「あん食パン」のみ2枚ずつ入ったバージョンも販売)

お土産や差し入れにも喜ばれそう!

 

「あん食パン」以外にも、スイーツ食パンや総菜系食パンなどバリエーション豊富。アニメ『ACCA』とのコラボ商品も。

 

「あん食パン」

「あん食パン」

 

看板食品の「あん食パン」。粒あんもこしあんも見た目はほぼ一緒です。渦巻き模様がかわいいですね。

あんこを生地に練り込んでいるわけではなく、あんこそのものを生地で巻いて焼いているので、一般的なあんパンのようにしっかりあんこを味わうことができます。

 

持ってみると一般的な食パンより、あんこが入っている分重みがあります。

持ってみると一般的な食パンより、あんこが入っている分重みがあります。

スイーツ食パン

スイーツ食パン

スイーツ食パンや総菜系食パン ※画像の中で、一部の商品について税抜の価格表記が間違えているものがあります。税込価格は合っていますが、念のためご注意ください。

スイーツ食パンや総菜系食パン ※画像の中で、一部の商品について税抜の価格表記が間違えているものがあります。税込価格は合っていますが、念のためご注意ください。

 

食パンの価格は1枚350~430円前後。

この日販売されていた食パンは以下の通りです。(2022年9月12日時点)

 

<食パン一覧>※すべて税込

・あん食パン(つぶ、こし) 各1枚 350円、各2枚 680円
・甘露煮さつまいも 420円
・スイートポテト 420円
・モンブラン 430円
・いちごチョコ 380円
・いちごミルク 420円
・黒蜜きなこ 420円
・紅芋タルト(9月限定商品) 420円
・くるみチョコ 380円
・りんごチョコ 420円
・アールグレイ 420円
・渋皮付き甘栗 420円

<総菜系食パン>

・チーズ&黒胡椒 390円
・枝豆&チーズ 390円

 

ひと口に食パンといっても、「モンブラン」や「黒蜜きなこ」といったさまざまな食材を「あん」にしたスイーツ食パンや、「チーズ&黒胡椒」や「枝豆&チーズ」といった甘くない惣菜系食パンもあって店内は華やかでした。

(「渋皮付き甘栗」など、一部「あん」を使用していないスイーツ系食パンもあります)

 

「チーズ&黒胡椒」と「枝豆&チーズ」

「チーズ&黒胡椒」と「枝豆&チーズ」

 

総菜系食パンのなかでも特に「チーズ&黒胡椒」は黒胡椒がガツンと利いているらしく、おつまみ的にも楽しめる一品なのだとか。甘いものが苦手な家族の分も一緒に購入できるのはありがたいですね。

 

月替わりで期間限定のスイーツ食パンも発売されていて、9月は「紅芋タルト」でした。

 

9月の限定商品「紅芋タルト」

9月の限定商品「紅芋タルト」

 

過去の期間限定のフレーバーを調べてみると、6月の「甲州ぶどう」などおいしいこと間違いなしなものもあれば、8月の「ラムネ」(!)など味が想像できないものもあって面白かったので、月替わりのタイミングは要チェックですね。

 

「いちごチョコ」や「枝豆&チーズ」など、一部の食パンには「ACCA」のマークが付いていました。これはなんだろうとスタッフの方に聞いてみると、マークが付いているのはアニメ『ACCA13区監察課』とのコラボ商品とのことでした。

 

アニメ『ACCA13区監察課』とのコラボポスター

アニメ『ACCA13区監察課』とのコラボポスター

 

『ACCA13区監察課』のアニメ放送5周年を記念したもので、劇中に登場する食パン屋「MUGIMAKI(ムギマキ)」をイメージした色とりどりの食パンを用意したとのこと。

コラボ食パンを5点購入すると「ムギマキ」の紙袋を再現したものを1枚プレゼントしてくれるそうなので、ファンの方はぜひチェックしてください。

 

<『ACCA13区監察課』コラボ商品についてのご注意>

※コラボ商品の販売期間は2022年 9月30日(金)まで。

※同じコラボ商品でもコラボ版パッケージとPANTES通常パッケージの2種類があるようなので、コラボ版をお探しの方はスタッフさんに確認するのが確実です!

※ポスターでは各480円(税抜)と書かれていますが、商品一覧でご紹介した通り、池袋店ではそれよりお安く手に入るようです。

※ポスターでは10種類の食パンが紹介されていますが、店舗オーナーさんによれば池袋店ではその中の5種類「いちごミルク」「いちごチョコ」「りんごチョコ」「チーズ&黒胡椒」「枝豆&チーズ」を固定で展開中とのこと。価格が異なり冷凍配送にはなりますが、オンラインショップでは全種類購入可能です。

 

 

売り切れ必至の密かな人気商品「塩あんバターロール」も。食パン以外も見逃せない!

 

「塩あんバターロール」

「塩あんバターロール」

 

店舗では食パン以外のパンも販売されていました。

 

・塩あんバターロール 250円
・バターカレーロール 290円
・極上薄皮あんぱん(つぶ、こし) 各390円 
※すべて税込

 

人気商品だという「塩あんバターロール」はあんこと、バターをたっぷり練りこんだ生地と赤穂の天然塩の絶妙な甘さとしょっぱさのバランスが楽しめるという一品です。

絶対に買おうと思っていたのですが、筆者の目の前で最後の1点が買われてしまいました……ガックリ。

店舗に伺ったのは平日の午後1時頃。ニューオープン直後ということもあり、人気商品は早い時間に売れてしまうそうなので、お目当ての商品がある方は午前中に足を運ぶのをおすすめします。

 

「極上薄皮あんぱん」

「極上薄皮あんぱん」

 

こちらも隠れた人気商品だという「極上薄皮あんぱん」(つぶ、こし)。

ふっくらとした薄皮パン生地にあんこがぎっしり詰まっているそうですが、なんとその内容の約99%があんこ(薄皮パン生地が1%)だというお話の、ほぼあんこな商品です。

「もはや皮の味がしないのでは?」「パンに分類すべきなのか?」と疑問に思うところですが、真相はのちほど実食レビューにて……。

 

「ブラウンライスティー」

「ブラウンライスティー」

 

端のほうに毛色の違う商品も発見。「ブラウンライスティー」(スティックタイプ4,900円、お徳用10,800円)というお茶のようです。

調べてみると、「日本古来の籾殻付き玄米を黒焼し生成されたグルテンフリーのスーパーフードなお茶」とのこと。栄養価が高いうえに、コーヒーのように香り高く、チョコレートのように深く芳醇な味わいを楽しめるとか。

予算オーバーだったので購入は見送りましたが、あん食パンとの相性がいいのでしょうか? 気になりますね~。

 

お得なクーポン発行中。

お得なクーポン発行中。

 

店内にはこのようなポスターが貼ってありました。InstagramやLINEを活用することでお得に商品を購入できるクーポンチケットが手に入ります!

その場ですぐゲットできたので、筆者もありがたく活用させていただきました。

 

PANTES池袋店で購入できる4種類のパンを実食レビュー

 

食パン3種類と「極上薄皮あんぱん」

食パン3種類と「極上薄皮あんぱん」

 

パンテス池袋店で「あん食パン(こし)」、「いちごミルク」「枝豆&チーズ」、「極上薄皮あんぱん(つぶ)」を購入してみました。

9月12日に購入して、賞味期限は食パン3種がいずれも9月14日、「極上薄皮あんぱん」が9月13日でしたのでご参考まで。

 

食パンの厚みはこれくらい。3cm前後はありそうです。

食パンの厚みはこれくらい。3cm前後はありそうです。

まずは食パン3種類を開封。(取り出す際、「あん食パン」のあんこがちょっと取れてしまいました)

まずは食パン3種類を開封。(取り出す際、「あん食パン」のあんこがちょっと取れてしまいました)

 

1枚1枚がボリューミーでしたので、ココシル編集部の面々で分け合っていただきました。

 

「あん食パン」生地はギュッと密度が高い感じ。

「あん食パン」生地はギュッと密度が高い感じ。

 

まず「あん食パン(こし)」ですが、あんこは滑らかな舌触り。コク深いのですが甘すぎず品のあるお味で本当においしい……!

もっちり弾力があるパン生地の甘みは本当にほんのり。あんパンって物によっては、しつこい甘さに何口か食べて「もういいや」となってしまうこともあるのですが、こちらは飽きを感じさせないちょうどいい甘みのバランスで、いくらでも食べられちゃいそうだなーと感じます。

(とはいってもボリューミーなので、1枚分食べたら筆者はかなりお腹がいっぱいになりました)

香ばしい耳の部分はおいしさはもちろん、しっかりかみ応えはあるのに歯切れがよく、かんでいて気持ちいいと編集部で絶賛の声が相次ぎました。

こちらにたっぷりのバターを乗せてトーストにすると至高の領域にたどり着けるともっぱらの噂。公式サイトでは岩塩を振りかけるアレンジもおすすめしていました。塩味で甘さを引き立てるのもいいですが、バニラアイスを乗せて甘さの重ね掛けをしても絶対においしいはず……!

商品自体はそこまで主張しない仕上がりなので、幅広いアレンジが楽しめそうです。

 

「いちごミルク」

「いちごミルク」

 

「いちごミルク」は開封したときにものすごく甘~~~~いいちごの香りが広がって食べる前から気分は最高潮に。

白いんげんで作られた「あん」は、成分表を見ても卵は使用されていないようなのですが、不思議と「カスタードっぽい味がしておいしいね」と編集部内で話題になりました。

ピンクの生地の部分は甘そうに見えてそれほど甘くないのがミソ。完全におやつかデザート用のパンだと思っていましたが、意外と食事にも合わせられるかも?

こちらもとってもおいしかったです。見た目のかわいさで子どもにも喜ばれそうな一品でした。

 

「枝豆&チーズ」

「枝豆&チーズ」

 

ご覧のように具材がごろごろ入った「枝豆&チーズ」はずんだファンから人気の商品ということですが、それも納得の枝豆量。

枝豆の青っぽさをいい具合にナチュラルチーズがまとめています。塩味はほんのりで素材の味を楽しめました。ワンランク上の華やかな食卓を演出できそうです。

 

「極上薄皮あんぱん(つぶ)」

「極上薄皮あんぱん(つぶ)」

 

最後に「極上薄皮あんぱん(つぶ)」を食べてみました。食パンがこしあんだったのでこちらは粒あんで。

手のひらで包めるくらいのサイズ感ですが、持ってみるとズン……ッと驚くほど重みがあります。

 

「極上薄皮あんぱん(つぶ)」開封

「極上薄皮あんぱん(つぶ)」開封

 

コロンとかわいい見た目ですが、はちきれんばかりに詰め込まれたあんこが皮から透けているのが見えます。半分にカットしてみると……

 

ドンッ!!

ドンッ!!

 

一切の隙間なくパンッパンになっているあんこが圧巻。皮の薄さが本当に限界ギリギリで笑ってしまいました。

食べてみると意外や意外、ふっくらとした皮の香ばしさももっちり食感もしっかり楽しめます。ただ手を汚さないための皮かと思っていて失礼しました。たしかにこれはまごうことなき「あんパン」です。ゴマもいいアクセントになっていましたよ。

上品で口どけの良いあんこは、当然ですが食パンと比べてより旨味をダイレクトで感じられますね。豆の形が完全になくなっているわけではないのですが、かなり粒が柔らかいです。こしあん派の人がうっかり食べてしまってもおいしくいただけそう。

渋めに淹れたお茶やお抹茶とぜひ合わせたい一品です。お茶請けに出したら喜ばれそうな高級感も備わっていました。

とはいえ、小食な人ならこれ一つで一食分になりそうなほどエネルギーが満ち満ちている商品ですので、提供するタイミングにはご注意ください。

 


 

これまで東京では自由が丘店に足を運ぶか、通販を利用するか、催事を探すかでしか手に入らなかったPANTESの商品が、今後は池袋でいつでも気軽に買えるのはうれしいですね。

アニメ『ACCA13区監察課』とのコラボ商品の展開は9月30日(金)までですのでご注意を。斬新でおいしいあん食パンのお店、PANTES。皆さんもぜひ足を運んでみてください。

 

 

■PANTES(パンテス)池袋店 店舗概要

オープン日 2022年9月9日(金)
住所  〒171-0014
東京都豊島区池袋2丁目23−4 国土池袋ビル 1F
西口C1出口を出て直進3分
営業時間 10:30 〜 21:00 (変更あり)
定休日 年中無休(年始年末・臨時休業を除く)
備考 予約可
駐車場なし
電話番号 03-4363-9442
店舗HP  https://pantes.jp/
Instagram  https://www.instagram.com/pantes365/

 

※本記事の内容は取材時点(2022/9/12)のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、詳細は店舗HP等をご確認ください。
※特別な記載がない限り、価格はすべて税込です。

 

 

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