11月1日(火曜日)より、豊島区立熊谷守一美術館(千早2-27-6)の3階ギャラリーにて、「音羽キミ 傘寿作品展」が開催中です。入場無料で6日(日曜日)まで。
音羽キミさんは、山口県周南市在住の80歳。昭和13年から昭和20年頃まで、豊島区千早町2丁目に住んでいましたが、戦況悪化に伴い山口県に移住。70歳より平坂常弘(島根県浜田市立石正美術館館長)より日本画を学び、周南市や山口県の美術展に出品するかたわら、グループ展なども多数開催しています。
この度、自身が幼少期を過ごした豊島区千早の地にある熊谷守一美術館で作品展を行いたいという思いから、同美術館に貸しギャラリーを借りたいと相談。その願いが叶い、初の個展開催となりました。展示されるのは日本画・パステル画・手工芸など約30点。不思議な温かみのある色彩で、動物のユーモラスな姿や静物などを描いています。
なお、会期中の11月4日(金)・5日(土)・6日(日)には、音羽キミさん本人が上京し在廊する予定です。是非この機会に、80歳の画家の生み出す素朴でのびのびとした作品の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
≪音羽キミ 傘寿作品展≫
【日時】平成28年11月1日(火曜日)から11月6日(日曜日)まで
午前10時30分から午後5時30分まで ※入館は閉館30分前まで
(初日は午後1時より/最終日は午後4時まで)
【場所】豊島区立熊谷守一美術館(千早2-27-6) 3階ギャラリー(入場無料)
※1、2階の常設展示(熊谷守一作品60点)は通常通りご覧いただけます。(有料)