2023年2月22日、東武百貨店 池袋本店に大創産業が運営する主要3ブランド、ダイソー、Standard Products by DAISO(以下、Standard Products)、THREEPPY(スリーピー)が複合店としてオープンしました!
都内最大規模の売り場面積と品ぞろえを誇る同店。オープン前に取材することができましたので、店内の様子をご紹介します。
旗艦店らしい品ぞろえ!3ブランド合計で約54,400種類のアイテムを展開
暮らしを楽しくするアイデアがつまった生活用品を揃える、おなじみのダイソー(100円商品中心)。
「ちょっといいのがずっといい」をコンセプトに、良質で心地よい商品を長く使いたいというニーズに答えるブランド、Standard Products(300円商品中心)。
昨年「あいらしい。そして私らしい。」をコンセプトにブランドを大幅リニューアルした、大人カワイイ雑貨で暮らしに彩りを添えるTHREEPPY(300円商品中心)。
3ブランドの複合店は昨年、銀座に世界で初めてオープンして話題になりましたが、その銀座店に比べてこのたびオープンした池袋東武店は売り場面積が約1.4倍!
約713.6坪の広さのなか、オープン時点でおよそ54,400種類という膨大な数の商品が販売されています。
流行の発信地となる旗艦店を目指した出店とのことで、同店のオープンに立ち会った大創産業の店舗開発本部本部長 渡邊有和さんは「大創産業がもつ最大限の力を集結した世界一の売り場になったと確信している」とコメントし、その注力ぶりをアピールしました。
オープンしたのは東武百貨店 池袋本店の6階、3・4番地。以前ニトリが入っていたエリアです。
ダイソーには推しカラーグッズを集めた推し活コーナーやフォトスポットが初登場!
最初にダイソーの売り場を巡ってみました。
通路は基本的に広めにとられているので、ベビーカーや車椅子の移動も問題なさそうです。商品はギッチリと陳列されていますが、そのなかで見せ方にこだわっているそうで、ゴチャゴチャした印象はあまり受けませんでした。
ダイソー全店の商品数が約76,000種類あるうち、同店での取り扱い商品は約50,000種類。「こんなものまで!?」と驚くような、本当に幅広いジャンルのアイテムが販売されていて、見ているだけでワクワクが止まりません。大創産業の担当の方も「私も初めて見る商品がたくさんありました!」と興奮気味に教えてくれました。
ダイソー池袋東武店の注目ポイントは、アニメや漫画といったサブカルチャーの中心地・池袋らしく「日本一推し活に強いダイソー」を目指したディスプレイが登場している点です。
これまでもダイソーでは推し活グッズを扱ってきましたが、ファッション雑貨とインテリアを一緒に並べるといった、ジャンルを横断した陳列をしたことがなかったとか。今回、東武池袋店で初めて推し活グッズを集約して展開。推しカラーごとにグッズがまとめられているので、目的のグッズを探す手間が省けそうですね。
今後さらに内容を充実させる予定とのお話でしたので、池袋で推し活グッズを探す際にはぜひのぞいてみてください。
さらに、推しカラーごとに「ダイソー」の商品で作ったディスプレイボックスも登場。こちらも「ダイソー」初の試みで、持参した推しのぬいぐるみなどと一緒に写真が撮れるフォトスポットです。
Instagramで「#ダイソーで推し活」「#ダイソー池袋東武」のハッシュタグをつけて投稿すると店内のモニターに表示されるかも? という面白い取り組みも実施されていました。
Standard Productsでは日本香堂とコラボレーション商品が先行販売
次にStandard Productsへ向かいました。グレーを基調にした売り場で、ダイソーと比べて商品配置にも余裕があって落ち着いた雰囲気です。取り扱い商品は約2,000種類。
環境にやさしいオーガニックコットンのタオルや竹製の食器、全国で唯一、手ぬぐいの両面染色技術を持っている堺市のメーカー「竹野染工」の技術を生かした独特の重ね色が美しい手ぬぐいなど、生活の質が高まりそうなアイテムが安価で購入できちゃいます。飽きの来ないベーシックかつユニセックスなデザインとカラーが多いので、どんな空間やシーンにもマッチしそう。
Standard Products池袋東武店では先行販売商品があることにも注目です!
たとえば、創業から440年受け継がれた伝統技術を基に香りを作る日本香堂とのコラボレーション商品が、池袋東武店で全国に先駆けて発売中。
池袋にある東京本店香料ラボで製造された国産のお香で、香りはラベンダー・ベチバー・白檀・ゼラニウム・レモングラスの5種類で、内容量20本、価格は各300円(税込330円)。
間伐材を使用したお香立ても同時発売されていますので、合わせてチェックしてみてください。
また、窓ガラスや鏡など平滑な面であれば、描いても拭き取って消すことができるユニークなお絵描き道具「キットパス」も先行販売中です。
知的障がい者の働く幸せを創造している企業・日本理化学工業とのコラボレーション商品で、お米由来の主成分なので手や顔に付いても安心。お風呂用の6本セット、ガラス用の10本セット、どちらも1,000円(税込1,100円)でした。
トワル・ド・ジュイ柄のプレートなど、トレンドを押さえたTHREEPPY
最後はTHREEPPYの売り場へ。
グレーやピンク、ミントなどのくすみトレンドカラーを取り入れたかわいいアクセサリー、インテリア、食器、ファッション雑貨などが販売されています。現在取り扱われている約2,400種類のうち、約9割がオリジナル商品とのこと。
メイン価格帯が300円とは思えないほど高見えする商品ばかり。どこにでも馴染むベーシックさが特徴のStandard Productsとは反対に、一つあるだけでパッと全体の印象を変えるような華やかさがTHREEPPYの魅力です。
THREEPPY池袋東武店のおすすめアイテムはトレンドのトワル・ド・ジュイ柄のプレートとのこと。
トワル・ド・ジュイ柄は18世紀にフランスで誕生した伝統的なテキスタイル・デザインで、主に2色でロココ絵画を思わせる植物や風景を表現しているもの。さまざまなサイズで展開されていて、大人かわいいビンテージライクな雰囲気が食卓を上品に彩ってくれそうです。
なお、レジは3ブランド共通のものが2カ所(ダイソーの中に1カ所、Standard ProductsとTHREEPPYの間に1カ所)にあり、すべてセルフレジです。ダイソーの中のレジは20台以上用意されていたので、オープン直後の混雑が収まればスムーズに会計を済ませられるのではないかと思います。
ダイソー、Standard Products、THREEPPYというコンセプトの異なる3ブランドが同時オープンしました。性別を問わない、幅広い年齢の方々にとって東武百貨店 池袋本店でのお買い物体験がより良いものになりそうですね。
池袋西口は意外と100均が少なかったので、今回、池袋駅直通の百貨店という会社帰りにも立ち寄りやすい場所に大きなダイソーがオープンしたことは非常にありがたいところ。旗艦店がこれからどう進化していくかにも期待です!
■店舗概要
オープン日 | 2023年2月22日(水) |
店舗名/売り場面積 | DAISO池袋東武店 / 556坪(約1,838平方メートル)
Standard Products池袋東武店 / 108坪(約357平方メートル) THREEPPY池袋東武店 / 49.6坪(約164平方メートル) |
営業時間 | 10:00~20:00 |
休業日 | 東武百貨店 池袋本店に準ずる |
住所 | 東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店 池袋本店6階 3・4番地 |
※本記事の内容は取材時点(2023/2/22)のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、詳細は店舗HP等をご確認ください。
※特別な記載のない金額はすべて税抜き表記です。
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