豊島区の子どもたちからアフガニスタンへ、ランドセルのプレゼント

S思い出の詰まったランドセルが贈られる

豊島区の子供たちの思い出がたっぷり詰まったランドセルが、アフガニスタンの子供たちに贈られます。
 
豊島区教育委員会は、使用済みのランドセルを、世界で最も物資の不足している国の一つであるアフガニスタンの子供たちへ寄附する活動「ランドセルは海を越えて」(主催・公益財団法人国際協力NGOジョイセフ、株式会社クラレ)に賛同し、平成27年度からこのキャンペーンに協力。
 
今年も、豊島区立小中学校の児童・生徒・保護者に寄附を呼び掛け、全部で335個が集まりました。
 
今月同校を卒業した長家創大(ながや しょうた)さんは、「お兄ちゃんのおさがりのランドセルは12年分の思い出が詰まっています。楽しい時もつらい時も一緒だったので大切に使って欲しい」と笑顔で話しました。
 
集まったランドセルは、横浜港にて検品後、船便でアフガニスタンへと出発。担当者は、「皆さんの優しい気持ちから多くのランドセルが集まった。子供たちの思いやりの気持ちに心から感謝したい。ぜひアフガニスタンの子供たちの就学に役立ててほしい。」と語っています。

 
■「ランドセルは海を越えて」
ランドセルを通じて、ボランティアとリサイクルの気持ちを多くの日本の子供たちに持ってもらいたいという思いから、2004年に始まった国際貢献活動。回収されたランドセルは公益財団法人国際協力NGOジョイセフを通じてアフガニスタンへ贈られる。これまでに18万個以上のランドセルが寄附された。

公式HP:
https://www.omoide-randoseru.com/home.html

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