【IKEBUKURO新店レポート第6弾】
2021年11月上旬、池袋・サンシャインシティの専門店街アルパ3Fに、仕事や食事、リフレッシュなど多様なシーンで利用できるコミュニティラウンジ「Sunshine City SOLARIUM(以下、サンシャインシティ ソラリウム)」がオープン予定です。
(※10月26日追記:グランドオープンは11月1日(月)となることが発表されました)
ココシルでは「サンシャインシティ ソラリウム」の報道内覧会に参加してきましたので、施設の様子や利用方法などをご紹介します。
結論から言うと、「サンシャインシティ ソラリウム」はカフェほど賑やかでなくコワーキングスペースほど堅苦しくない “適度なカジュアルさ”がある場所で作業したいノマドワーカーさんや、いつもと気分を変えて仕事をしたい人にはぴったりのスポットになりそうです!
カフェとキッチン付きのコミュニティラウンジ「サンシャインシティ ソラリウム」
18歳以上であれば誰でも利用できるコミュニティラウンジ「サンシャインシティ ソラリウム」があるのは、サンシャインシティ専門店街アルパ3Fの端。目の前にはスペイン階段の植物、隣には公園を臨む癒しのロケーションとなっています。
営業日・時間は平日の9:00~18:00。
本施設は多種多様な人々が集い、「“ヒトとヒト”や“ヒトとコト”をつなぐ場所」としてコミュニティ促進の拠点となることを目指す場所とのこと。入り口から順に、
1.注目の商品を見て触ることができるマイクロライブラリースペース
2.オーガニックコーヒーが楽しめるカフェ「BYRON BAY coffee(バイロンベイコーヒー)」
3.サンシャインシティ内で開催されるイベントや池袋周辺の情報などが掲示されるインフォメーションウォール
4.ランチには「ネオ屋台村」が日替わりでフードを提供するキッチン
5.ボックスシートやリラックスソファが置かれた有料のラウンジスペース
といったゾーンで構成されています。1つずつ説明していきますね。
まず入り口のすぐ左手にあるのが、さまざまな企業の注目の商品を直接見て触ることができるマイクロライブラリースペース。企業のテストマーケティング的にも使用していくようです。
施設の担当である株式会社サンシャインシティの荻原さんによると、ここで紹介される商品は基本的に、サンシャインシティに訪れる客層を考慮した衣食住にかかわるものであるとのこと。取材時にはティファールのキッチングッズや香りを試せるアロマオイルなどが置かれていました。
「来た人たちに話題を提供するような、その場にいる人同士で会話が広がるような新商品や、心を動かす商品を展示していきます」と話します。
また、入り口正面に構えるのは、オーストラリア・バイロンベイエリア発祥のカフェ「バイロンベイコーヒー」。300~400円台が主な価格帯のオーガニックコーヒーや紅茶のほか、ビールなどのアルコール類、ホットサンドやクッキー等の軽食も販売されるそう。
集中力アップが期待できる「ブレットプルーフコーヒー」といった、作業向けドリンクが販売されているのがワーカー的にうれしいところ。仕事終わりにお酒を一杯ひっかけてから帰宅、なんて使い方もできそうです。後述の有料ラウンジスペースに持ち込めるほか、テイクアウトもOK。
「バイロンベイコーヒー」の右手にある通路には、サンシャインシティや池袋周辺のイベントやワークショップの情報が掲示されているインフォメーションウォールとベンチシートが設置されています。
サンシャインシティは2020年4月から「まちづくり推進部」を設置し、行政や地元企業と連携して豊島区のまちづくりに取り組んでいますが、こんなところからも、地域活性化のための情報発信やコミュニケーション促進のきっかけづくりに力を入れていることがわかります。
通路を進むとキッチンと有料のラウンジスペースがあります。キッチンは曜日ごと、昼と夜で異なる事業者が営業するスタイル。取材時点では、キッチンカーで多国籍メニューをリーズナブルな価格で提供している「ネオ屋台村」から1日2店舗が日替わりでランチ営業(11:00~14:30)することが紹介されました。
牛とろ丼やカレーにガパオライスなど、バラエティー豊かなラインナップで飽きずに利用できそうなのがポイント高し!
「バイロンベイコーヒー」と同様に、こちらで購入した料理は有料のラウンジスペースで食べられるほか、テイクアウト利用も可能です。
インテリアの配置を自分好みにチェンジ可能!? ラウンジスペースを紹介
そしていよいよ本題の有料のラウンジスペースですが、会員登録はなし。時間単位で利用できるドロップイン式が採用されています。受付タッチパネルでQR付き利用チケットを発行して入場。退場時にチケットを受付スタッフに提示して精算するという流れで、途中の入退場は受付スタッフに申し出れば問題なく処理してもらえるそう。
利用料金は次のとおり。
延長10分ごとに +¥80
1日最大料金(4時間〜)¥2,170
最大利用人数80人ほどというラウンジスペースにはボックスシートやリラックスソファなどが配置されていて、かなりおしゃれな雰囲気。「SOLARIUM」=「日の当たる場所」の名前のとおり、気持ちのよい日差しが差し込む大きな窓が印象的な内装となっています。その窓を飾るのは、グローバルで活躍している豊島区出身のアーティスト・FACEさんの描き下ろしアートです。
ラウンジスペースで特筆すべきは、見た目にも楽しい多種多様な椅子がそろっていること。
実は、動かせる椅子やテーブルは利用者がシーンに合わせて自由に移動させてOKなんですって。(もちろんほかの利用者の迷惑にならない範囲で)
たとえばこのフレキシブルコアガリと名付けられたエリアの椅子は、移動を前提にそろえられているとか。たしかにブロックっぽくて組み合わせしやすそう……。複数人でミーティングをしたいときなどに便利ですね。
座席は指定制ではないので、特に集中したいときはボックスシート、ご飯をたべるときは窓際の席で外の景色を見てリラックス……と点々とするのも楽しそうです。
もちろんラウンジにはフリーWi-Fiが飛んでいますし、いたるところに電源(コンセント・USB)もありますので問題なくPC作業ができます。さらにボックスシートはモニター完備でした。
ラウンジスペースを回っていると、なにやら気になるものがありました。それがこちらの卓球ができるテーブル。
「なぜ卓球が……?」と聞いてみると、荻原さんは「仕事に疲れたときにリフレッシュできるものがあればいいなと考えて置いてみました」と話します。よく見るとテーブルにマス目が描かれているのは、「利用者の皆さんが卓球以外に、たとえばボードゲームを楽しむとか、コミュニケーションの一環に役立ててほしいなと考えて特別にデザインしたものなんですよ」とのこと。
「『サンシャインシティ ソラリウム』は用途をあえて限定していない空間です。コワーキングスペース的に使っていただくのはもちろん、ただ食事を楽しんだり、休憩したり、交流したり、人それぞれにラウンジを活用していただければうれしいです」というお話でしたので、適度にラフな空気があると作業が捗るというワーカーさんにはぴったりの空間ではないでしょうか。
なお、まだ具体的な内容は確定していないというお話でしたが、オープン後はより豊かなコミュニケーションを促進するため、地域の人々が参加しやすいような多彩なセミナーやイベントをラウンジで展開していくとのこと。
そこで出会った人同士が一緒に仕事をすることに……という可能性も大いにありそうです。
月額式ではなくドロップイン式というところで好みが分かれそうですが、なんといっても所在地がサンシャインシティですから、建物内だけでも刺激を受けられそうなスポットがたくさん。ラウンジスペースに一日居座りながら、作業の合間に出歩いて閃きを得て……。気分をアゲたいとき、仕事に行き詰ったときにぜひ利用したい場所ではないでしょうか。池袋のコミュニティに積極的に参加したいという人も注目ですね!
なお、ラウンジスペースでは席の予約ができませんが、混雑状況については施設のTwitterアカウントで確認ができるようですので、事前にチェックしておくのが無難そうです。
https://twitter.com/ssc_solarium
※10月11日(月)からはオープンに先駆け、サンシャインシティ内オフィス事務所に勤めている人限定のプレオープン期間となっていますので、一般の方はご注意ください。
「Sunshine City SOLARIUM(サンシャインシティ ソラリウム)」概要
所在地 | サンシャインシティ 専門店街アルパ3F |
面積 | 約321㎡(約97坪) |
オープン | 2021年11月1日(月) ※2021年10月11日(月)よりサンシャインシティ内オフィス事務所に勤務している人限定でプレオープン実施中 |
営業時間 | 平日の9:00~18:00 ※営業時間は変更になる場合があるとのこと。 |
企画・運営 | 株式会社サンシャインシティ |
その他 | ・原則18歳以上の人のみ利用可能 ※イベント、セミナー実施の際は年齢制限を外す可能性もあるとのこと。
・施設内カフェ・キッチンで提供される飲食物以外の持ち込みは禁止 |
公式サイト | https://sunshinecity.jp/file/official/solarium/ |
※本記事の内容は掲載日時点(2021年10月15日)のものです。今後状況が変更になる可能性もありますので、最新の情報は施設の公式サイト等をご確認ください。
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